
おはようございます。小菅です。
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12月もちょうど半ばを迎え,いよいよ2021年の終わりが近づいてきましたね…。
カレンダーを見ながら,ふと自分が塾講師としてデビューしたときのことを思い出していました。
私が塾講師としてデビューしたのは18歳の12月のこと。
きっかけは、姉の友人がアルバイト先の塾を辞めるために代わりの人を探していたという理由からでした。
もう30年近く前のことになりますが,今でも始めて授業に入った日のことはかなり鮮明に覚えています。
ちょうどその日は土曜日の午後でした。
当時まだ高校生だった私は制服を着たままその塾に連れていかれました。
姉の友人:「今日は取り合えず話を聞いててくれればいいから!! 気楽でいいよ。」
まだまだ素直だった私はその言葉に安心しきって油断していました。
ソファーに座ってしばらくすると塾長が登場。すると塾長先生は開口いちばんにこう言ったんです…。
「今日は隣の教室にいるあの子たち、見てくれる?」
そう言って急に任されたのが受験を控えた中3の元気な男の子たちでした。
「ちょっと待った…。話聞くだけじゃなかったけ…?」
心の中でそう叫びながら、とても断れない雰囲気…。
「まぁ、なるようにしかならないべ…。」と覚悟を決め、初めての授業に臨みました。
とにかく一生懸命、夢中になって取り組みました。今思い出すと、とても授業料をいただけるような授業ではなかったと思います…。
でも、男の子たちが笑顔でこう言ってくれたんですよね…。
「今日、すげぇ分かったよ。面白かった。また、次も来るんでしょ?」
このひと言が、本当に嬉しかったんですよね…。
もし,あの日,この言葉をいただいていなかったら塾の先生を続けようとは思わなかったと思います。
お子さんのお役に立てたとき。お子さんが充実感に満ちた最高の笑顔を見せてくれたとき。
「この仕事をさせていただいて、本当に良かった…。」と思える瞬間です。
それはあの日からず~っと変わらないし,これがあるから辛いこと・悔しいことがあっても続けてこれたんだと思います。
お子さんたちが「笑顔」になっていただけるよう、これからも精一杯努めていこうと思っています。
すいません…。今日は私の個人的な思い出話になってしまいました…。(笑)
さあ,今日も1日頑張って行きましょう。
それでは,また~。<(_ _)>