おはようございます。小菅です。
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今週、小学生のお子さんたちは隔月で実施している「全国版 学力テスト」の「リテスト」実施期間です。

「リテスト」とは一体何なのか…?
保護者さまの中にはこう思う方もいらっしゃるかと思いますので今日はちょっとそちらのお話を。
ただそのお話の前に「なぜ、学校でもテストをしているのに、塾でもテストを実施しているのか?」についてお話させてくださいね。(*^_^*)
まず、学校で行うテスト。
これは「単元テスト」と呼ばれるもので「直近の授業で学習した内容がきちんと理解できたのかを確認するためのテスト」です。
だから、基本は「できるていないといけないテスト」で結果は「100点満点」が理想です。
それに対し、うちの教室で実施している「学力テスト」のようなテストはそうではありません。
テストには学校や塾の直近の授業で学習した内容も含まれますが、これだけに限らず,現学年の4月から今までに学習した「全ての学習内容」から出題されます。
また問題レベルも基礎・基本の問題から応用まで様々。
だから、忘れてしまって解けない問題もあれば、今の自分のレベルでは難易度が高くて解けない問題もあります。
そのため、点数が「満点」になる方はまずいません。(ただ中にはミスがなかったら満点という方も数名も。やるねぇ~!!)
そういう問題に「定期的」「継続的」に触れる機会をつくり、時間経過に左右されない「本物の学力を育てていくこと」がこのテスト受験の狙いなんです。
そして,このテスト内容の理解を深めるために実施しているのが「リテスト」なんです。
「リテスト」とは簡単に言えば「再テスト」です。
うちの教室では,基本的には初回受験から「3週間後」に、もう1度同じ問題を使ってテストを実施するようにしています。
リテストの実施まで授業では初回受験の際に分からなかった問題をお子さんと一緒に解き直しも実施しています。
小学生のうちに「テストとの正しい向き合い方」を理解してもらい、「学校の宿題」や「自主学習」とはひと味違った学習に取り組んでおくと、高学年や中学生になるまでに「知識の貯め」「問題経験の貯め」ができて「大きな差」を生みます。
このテストの受験期間が長い人ほど、中学校以降に「成績の安定感」が生まれています。
昨日受験したお子さんの答案を見ると、授業だけでなく自宅でもしっかり復習をしてリテストに臨んでくれたようです。 GOODです。(*^_^*)
この結果は今月中に集計し,「12月&冬休み_授業予定表」とともに各家庭さまにお知らせさせていただきますね!!
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さあ、今日も元気出して行きましょう!!それでは、また。(*^_^*)