おはようございます。小菅です。<(_ _)>
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昨日,小学生のみんなの「テスト解き直し」についてお書きしましたが,今日はその続編を。
小学生の方だけでなく中学生のみんなにも通じる話ですので,ぜひ,ご一読くださいませ。<(_ _)>

まずは,結論からお話ししますね。
「解き直しは理想は3回,最低でも2回は行うべし!!」
「1度目の解き直しはとにかく”なる早”で実行すべし!!」
「2度目の解き直しは”成績データ返却時”に実行すべし!!」
「3度目の解き直しは”2度目の解き直しから1か月後”に実行すべし!!」
まず1度目の解き直しについて。
私の理想はテスト当日,それが難しければせめて翌日までにして欲しいと思っています。
なぜかというと,その方がより復習効果が高いからなんですね。
「鉄は熱いうちに打て」という言葉もあるように,テストを受け,問題に対する記憶が残っているうちに解き直しをすることでスムーズに学習が進みますので短時間で解き直しをすることが可能です。
これが,テスト受験から1週間も2週間も経ったあとにやったのでは,もはやテストの内容もすっかり忘れてしまっている可能性が大です。
うちの教室で結果を伸ばしているみんなに共通しているのは,間違いなくこの1度目の解き直しが早いことが言えます。
具体的には,テスト当日にお渡ししている「模範解答」を見ながら,自分の間違った場所や答えられなかった場所を解き直してみることです。
そして,模範解答を見ても理解できないところは私たちに聞いていただけたらと思っています。(塾では一応,テスト受験後の初回授業は解説・解き直しにあてていますが,その時間外でもOKですよ。)
次に2回目の解き直しですが,これは成績データを見ながら「受験者全体の正答率の高い問題」「自分の苦手分野の問題」を中心に解き直しを進めてみると良いと思います。
受験者全体の正答率がかなり低い問題については無理をしなくても良いと思います。
そして最後の解き直しです。
「なぜ,結果返却から1か月後なのか…?」ということなのですが,これは多くの方が出題の内容を忘れてしまう頃だと考えられるからです。
このタイミングで復習を入れることで内容の忘却を防ぎ,定着をより一層高めることが狙いです。
ぶっちゃけた話ですが,テスト業者さんの「模擬テスト」って決して安いものではありません。
ですので「毎回,受験して,結果を見て終わり」ではかなり勿体ないと思っていまして,これを「ボロボロになるまで使い倒す」という思い使い切って欲しいなぁと思っています。
実際,模擬テストの問題というのは,業者さんが吟味に吟味を重ね出題している「良問」ばかりですから,これらをしっかり理解していくことは実力をつけるうえで「素晴らしい教材の1つ」だと自分は考えています。
まだ1回目の解き直しをしていないという生徒さん。ぜひ,急ぎ,解き直しを進めてくださいね!!
そうそう。受験生は明日「新教研テスト10月号」の受験日ですので,さっそく実行して欲しいですね!!
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さあ,今日も1日張り切って行きましょう!!(*^_^*)
それでは,また~。<(_ _)>