
おはようございます。小菅です。<(_ _)>
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さて,昨日と一昨日のブログで中3の「先取り学習」のことをお書きしました。
すでにうちのみんなは数学と英語については教科書内容の概ねのところは学習を終了しました。(数検受検者は数学に関しては教科書内容は全部終わっています。)
自分の計画だと,早ければ10月中旬には「相似な図形(数学)」「仮定法(英語)」の学習も終わり,そこからは「入試対策」に切り替えていく予定です。
そこで,中学3年生のみんなにはこの2点をお伝えしておきたいと思います。
1. 学校のワーク,今のうちにどんどん進めて終わらせておくこと。
2. 学習した項目を繰り返し練習し,「処理速度」を上げておくこと。
まず,1.についてですが「なんだ,テストまでまだまだ時間があるし,余裕だな…。」なんて思ってちゃダメですよ。
今のうちからやれることはどんどん前倒しで進めていってくださいね。
これからの時期,中3のみんなはテストだけでなく,修学旅行や文化祭の準備,教育相談など,いろいろと行事が入ってくえるので忙しくなります。
特にこれからの時期は入試に向けて,実力テストや新教研テストで結果を出せるよう,普段の授業内容を理解する勉強と合わせてそれらの対策にも多くの時間を割いていかなければなりませんから,そのためにも今やれることはさっさと終わらせておくべきです。
さらにもう少し先の話をすれば,最後の学年末テストを受けるのは冬休み明けすぐの1月中です。(ちなみに昨年の業県中は休み明け2日後に実力テスト,3日後&4日後に定期テストとテストが続きました。)
この頃になると,入試の直前で生徒のみんなの多くは「正直,定期テストの勉強どころじゃない…。」っていう精神状態になっているものです。しかも,このときはまた「技能教科」のテストもありますからね。
そういうことも見越して今から学習を進めて欲しいと思います。
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そして,2.についてですが,今,数学や英語で学習した内容は入試問題を解くうえでは「必要不可欠」な内容ばかり。
「あれ,二次関数の変域の問題ってどう考えるんだっけ…。」
「三平方の定理を使うのは分かるんだけど,どれが斜辺だっけ…。」
こんな風にいちいち考えながら解いているようでは,制限時間の限られた入試では時間が足りなくなってしまいますよ。
少なくとも,教科書や学校ワーク,塾のテキストで学習しているレベルのものは「問題を見た瞬間,迷いなく手が動き出す」という感じまで処理速度を上げて欲しいんですね。
塾の授業でもどんどんその練習をしていくんですが,塾の授業時間だけでは時間に限界があります。
「自分はスピードがない」と感じる人は,自宅でもどんどん練習をして処理速度を上げる努力をしてください。
処理速度はきちんと練習をすれば必ず向上します。練習を繰り返し,問題に慣れることで確実に早くなります。
そのとき,必ずキッチンタイマーやスマホを使って「時間を測りながら取り組むこと」を忘れないでくださいね!!
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今,やっと定期テストが終わってのんびりしたいところだと思いますが,ここが踏ん張りどころです。
ここで踏ん張って頑張れるかどうかは大きな差になりますよ。
休息を取ることもとても大事ですが,休息を取り過ぎてダラダラっとならないようにだけご注意くださいね。
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それでは,また~。<(_ _)>