おはようございます。小菅です。<(_ _)>
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先日,中学生のお子さんたちがこんな会話をしているのが聞こえてきました。
男子生徒さん:「俺,国語が苦手なんだよなぁ…。」
女子生徒さん:「やっぱり本を読むのがいいと思うよ。」
男子生徒さん:「でも,部活もあるし宿題もあるし,そんな時間ないよ…。」
なるほど,なるほど…。確かにそうかも知れないねぇ…。
私自身も中学生のときは「読書」はまったくといっていいほどしたことがありませんでした。(笑)
部活の練習で疲れ果てていて,とても本を読むなんて気が起きませんでした。
読むと言っても「漫画」ぐらいでしたし,真面目な活字の本は「野球」とか「筋トレ」とかでしたね。(笑)
でも,お子さんたちや我が子を育ててみて改めて思います。
「本を読むことは,やっぱりいいことですよ。」
近年はYoutubeやゲームに夢中の方が多くなり,”活字離れ”している生徒さんも結構多い。
活字を読むことに慣れていないのは,普段の学習をするにあたって不利に働くのは間違いありません。
また,普段から活字に触れていないと”語彙力が増えない”という点もあります。
Youtubeやゲームは楽しいですが,これら”読解力をつける”とか”語彙力を増やす”という観点でいうとプラスにはならないです。
ですから,意識的に「活字に触れること」を習慣化していくことがとても大事だと思います。
でも,だからと言って,無理矢理小難しい本を読んでも眠たくなるだけ。(笑)
ですから,私が中学生のだったときのように「漫画」でもいいし,「野球」や「筋トレ」の本でもいいし,とにかく「自分が夢中になれるジャンルの本をどんどん読むこと」がいいと思います。
もし,動画に興味があるならそれに関する雑誌でもいいですし,ゲームが好きならゲームの紹介記事や攻略記事,おしゃれに興味があるならフェッション誌,料理が好きなら料理本…などなど。
まずは取っ掛かりは「本を読むってことのハードルを高くしないこと。もっと気軽に本と触れ合って,活字を読むことに慣れて欲しい。」ってところでしょうか。
そしてですね…。本を読み続けていくと,こんなプラス面も出てきますから…。
先にも述べましたが,私自身,中学生の頃は「漫画」や「野球」「筋トレ」の本ぐらいしか読みませんでしたけど,それらを読んでいるうちにこんな気持ちが芽生えてきたんです。
「この言葉,よく意味分かんねぇな…。」
「なんでこの方法じゃダメなんだ…。こっちの方法でやっても同じじゃないの…。」
「もっと,別の練習方法ないのかな…。」…などなど。
不思議なもので何か知識を入れれば入れるほど「自分に足りないもの」が見えてきて「もっと知りたい!!」って欲が出てくるんですよね。
そうするとですね,次々と別の本を読むようになり,元は興味・関心があるジャンルだけだったのがいつの間にかいろいろなジャンルの本を読むように変化していったんです。
まさにこれこそが「知識をより広げること,より深めることに繋がっていった」というわけですね。
そして,こういう学びはとても能動的なので,めちゃくちゃ楽しい。楽しいからどんどん吸収できるってわけです。
すいません…。今日はとても長くなってしまいましたね。<(_ _)>
ということで,まずはもっと気軽な気持ちで本と触れ合うようにしてみてくださいね!!
きっと,何かしらの「変化」が生まれると思いますよ。(*^_^*)
それでは,また~。<(_ _)>
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【追伸】
我が子のことになりますが,うちの息子の”車好き”はかなりのもので,動画もたくさん見るんですが,車に関する本や新聞記事もまぁ事細かに見てます。(勉強そっちのけで夢中になっているので,嫁さんは心配しているようですが…。)
でも,それも元をたどると,彼がほんとに小さいときにプレゼントした「図鑑と雑誌」がきっかけだったと思うんです。

それからは一緒に本屋やコンビニ行くと,彼は真っ先に車関連の本を立ち読みし,気に入ったものがあると「これ,買ってもいい」と言っていました。
でも,そのおかげで,彼は「いろいろなことを知ること」が楽しくなり,「分からないことは自分で調べること」というのが普通になっていったような気がします。(*^_^*)