おはようございます。小菅です。<(_ _)>
******
5月も終盤が近づき,来週からはいよいよ「6月」です。
6月は各中学校の「定期テスト」が実施されますので今日も「学習の方法」に関する話題を少しだけ。
塾のワークだけでなく学校のワークにもある「一問一答形式」の問題。

こちらは学習内容の要点が集約されているので要点を手短に確認するのにとても有効です。
例えば,理科や社会であれば「教科書を読む(あるいはテキストの要点ページを読む」⇒「一問一答で確認する」という流れで進めるのが基本ですよね。
また,学習をひと通り終えた後に「きちんと内容が覚えることができたのか?」をチェックするのにも有効です。
そのため,生徒のみんなには「何度も繰り返して学習すること」をお願いしたいと思っていますし,私自身,中学生時代,これを何度も何度も繰り返し学習したことを鮮明に覚えています。
※ これは良く二者or三者面談でお話させていただくのですが,自分はテキストを開かなくても,何ページ目の(1)の答えは〇〇,(2)の答えは△△…となるまで使い倒していました。実際はこうなったら,もうそのテキストを解くことは無意味ですけどね。(笑)
生徒さんもそのことを理解してくれていて,繰り返し学習をしてくれている生徒さんは多いと思うのですが,その”使い方”を改善して欲しいなぁという方もお見掛けするので,今日はその件について書きたい思います。

生徒さんの中には「間違えてはいけない」という気持ちからなのか,最初っから教科書や要点ページを見ながら解く方がおりますが,私はそれはNGだと考えています。
特に学習をひと通り終えた後に使用するときは絶対にNGです。
結論から言えば「何も見ずに解く」のが正しい。
そして,間違えた箇所や分からなかった箇所は「×」などの印をつけ,それらがなくなるまで繰り返す。
先にも述べましたように,一問一答形式の問題は「学習した内容をきちんと覚えることができたかどうか」を確認するために使います。
ですから,最初から教科書や要点に頼ってしまっていたら,いつまで経っても覚えることはできません。
まずは,何も見ず丸腰状態で解いてみる。間違えることを恐れず,今の自分の状態を素直に受け入れるんです。
覚えられているところに時間をかける必要はないので,覚えられていないところだけ知識のインプットとアウトプットを何度も何度も徹底的に繰り返すんです。
正直,一問一答形式の問題だけ解いてもテストは「満点」にはなりませんが,これを繰り返すだけでもかなりの「基礎固め」になり,点数アップに繋がることは間違いありません。
どうせ,時間と労力をかけるのであれば「結果が出るように」しないとですよね!!
もし,自分もNGの方に当てはまってしまっていたなぁと思う方は,ぜひ,今から修正してみてください。
そして,ぜひ,今回のテストで良い結果を残して行きましょう!!(*^_^*)
それでは,また~。<(_ _)>