おはようございます。小菅です。<(_ _)>
******
今週,小学生のお子さんたちは今年度初の「全国版 学力テスト」の実施週となります。

学習した内容は、学習した瞬間は「できた!!」「分かった!!」となりますが,その後まったく復習をしないまま「1日」経ち、「1週間」経ち、「1か月」経ち…と、どんどん、どんどん時間が過ぎてしまうと「あれ…?」「これ,どうやるんだっけ…?」となってしまうもの。
人間の脳はスマホやパソコンと違って、学習した内容をそのまま放っておくだけではずっと記憶してくれないんです…。
だから、それを防ぐためにうちの教室では「学力テスト」という機会を定期的かつ継続的に作り,意図的に「今までに学習した内容の振り返り」と「抜けてしまっている箇所の再インプット」を行うようにしています。
これを続けることで学習した内容がどんどん「完全定着」に近づき、時間が経過しても忘れることのない「本物の知識」なるわけです。(詳しくは「エビングハウス 忘却曲線」とググってみてくださいね。)
******
また,このテストは学校で行っている「単元テスト」とは違い,今までに学習した「複数の単元」から出題されますし,問題レベルも「基本」から「応用」まで幅広く出題されます。
お子さんたちは「直近に学習した1つの単元からのみ出題」されているときは「簡単」と感じるものですが,これが複数単元で出題されると同レベルの問題でありながら「あれ?どうやるんだっけ…。」ってなってしまうものなのです。
中学生になって受験する「実力テスト」や「新教研テスト」、「高校入試の問題」はすべてこのテストと同じように「複数単元から出題されるタイプのテスト」です。
ですから,私の考えでは、学習にゆっくり時間を費やすことができる小学生のうちから定期的にこういったテストに取り組むことで,将来の受験に向けて少しずつ「実戦形式の問題に対応できる力を養っていく」ということが大事だと思っています。
さあ、今日からはしっかり「解き直し」を実施して行きますよ。
毎度同じ話になりますが「テストは解いた後のフォロー」が超大事ですからね。
今日も1日,元気出して行きましょう!!
れでは,また~。<(_ _)>