おはようございます。小菅です。<(_ _)>
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先週金曜日の中3の数学の授業の際、一部のお子さんからこんな声が聞こえてきました。
「ヤバい…。どの方法で解けば良いのかこんがらがって来た…。」
今、中学3年生は「因数分解」を学習中なんですが、いろいろなパターンを学習してきたため、情報がぐちゃぐちゃになってきている生徒さんが出てきたようです。
こういう場合は、傷口が大きく広がらないうちにしっかり修復するのが重要。
ということで、翌日の「個別指導」の時間、即、解き方を1つ1つ確認していきました。

ここでもう1度「因数分解」の手順を簡潔に振り返って見ましょう。
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◆ 「因数分解」の基本的な解法手順
1)まずは多項式を「項」に分け、各項から「共通因数」が括りだせないかを確認する。
2)共通因数が括れない場合は「乗法公式を利用」して因数分解する。
3)共通因数が括れた場合でも、カッコ内に残った多項式が「乗法公式を使ってさらに因数分解できないか」を必ず確認し、できると判断したら忘れずに因数分解する。
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ここに「置き換えを使った解法」も加わりますが、基本的にはこの流れを順に追っていくだけなんです。
まぁ、強いて言えば「乗法公式の利用」の際に「平方の形」や「和と差の形」にするなどのパターンに分けられますが、これはあくまでも乗法公式を利用した結果としてその形になるって感じですよね。
もし、こんがらがって来たと感じている方はもう1度、上の手順を1つ1つ確認しながら塾のテキストの問題、学校のワークの問題を何度も解いてみてください。
以前のブログでも書きましたが、この単元は「感覚的な要素」がかなり強く、「解き方を学んだら、とにかくたくさん解いたり、何度も解いたりして問題に慣れること」が欠かせないと思います。
何事も最初から上手くいくわけじゃなく、何度も何度も練習して自分の身体に染み込ませていきますよね。
だから「諦めずに練習し続けること」が大事です。
こんなときは漫画「SLAMDANK」の安西先生のこの名言、思い出してくださいね!!

自分も精一杯バックアップしていきますので、力を合わせてここを乗り切っていきましょう!!
それでは、また~。<(_ _)>