
おはようございます。小菅です。<(_ _)>
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先日、春期講習会を機にご入会されたある男子生徒が問題を解きながら、ボソッとこんな言葉を漏らし続けていました。
「マジで英語、分かんねぇ…。もう、嫌だなぁ…。」
確かに「苦手なことをやる」っていうのは精神的なハードルがかなり高くなるので、愚痴をこぼしたくなる気持ちは良く分かります。
なので、私も最初はなだめながら穏やかに話を聞いていたのですが、あまりにもしつこく「できない…。」「嫌だ…。」を繰り返すので、だんだんイライラが募ってきていました。
古株の塾生はこの段階で「ヤバい…。小菅、マジ切れすんぞ…。」と私の怒りモードの気配を素早く察知。
しかし、新参者の彼はまだそれを察知できず、ネガティブ発言を連発。
「感情的になってはいけない」といつも言い聞かせているのですが、どうにも抑えられず、ついに説教が始まってしまいました。
「あのね、できないことをできるようにするために塾に入ったんでしょ?
最初っから上手くいく人なんていないよ。
ここにいる他のみんなだって、最初は上手くいかなったかったんだよ。
でも、諦めずに黙々と取り組んできたから今、こうやって解けるようになってきたんだよ。
いつまでもゴチャゴチャ言ってないで一生懸命やりなさいよ、本当に。」
せっかくいい力を持っているにも関わらず、考え方や熱意がマイナスだとその良い力を生かすことができなくなってしまいますよね。
昔、研修を受けた際に、こんな式を話されたことがあります。
「人生・仕事の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力」
能力は先天的なものですが、考え方や熱意は自分主導で変化させることができるものですよね。
物事に対して素直で前向きな気持ちで、熱意を持って取り組むことで、良い結果を生み出すことができるということです。
この式は人生・仕事の結果となっていますが、これはお子さんたちの学習においてもまったく同じですよね。
私は親御さんとの面談の際、いつもこんな話をさせていただいています。
「成績が伸びる子の大きな特徴は、素直な心の持ち主だということです。」
私が厳しくお話をした生徒さんも私の話を理解してくれたようで、授業がなかった昨日も教室に来て学習に取り組んでおられました。いいね!!
自分も一生懸命応援するから、これからも頑張って行こう。(*^_^*)
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今日は息子の「入学式」があるんですが、各家庭1名しか保護者は出席できないので家内に任せました。
良い天気に恵まれてホッとしてます。(´▽`) ホッ
さあ、今日も1日、元気出して行きましょう!!
それでは、また~。<(_ _)>