
おはようございます。小菅です。<(_ _)>
******
昨日は午後から中学3年生の生徒さん&保護者さまと新教研テストの結果を返却しつつ,「三者面談」を実施。
祝日でお休みのところ,お時間を頂戴しまして誠にありがとうございました。
明日25日(土)に昨日実施できなかったご家庭さまとの実施になります。お世話になります。よろしくお願い致します。
******
さて,今日は昨日面談を通じて感じたことを”どストレート”に書かせていただきたいと思います。
「学習時間,少なすぎ…。」
昨日,皆さんにお話を伺っていくと,毎日勉強をしていないわけではないようですが,その時間が短すぎる…。
昨日お話を伺っての平均値は2時間程度ってところですかね…。( ´Д`)=3 フゥ
自分の偏差値が合格基準に対して大幅に上回っているならまだしも下回っている方がこの時間では話にならないです。
ここ数年自分も年齢を重ね穏やかに面談することが多かったのですが,昨日は久々に強めの口調でお子さんたちに気合を入れました。
「こんなんじゃ全然足りないよ…。」
******
私は決して「〇時間勉強をしなさい。」と時間で押すタイプではありません。
「きちんとやるべきことを集中して取り組んで,それが終わったら終わりでいいよ。」という方です。
時間ばかり求めて,肝心の中身のない学習では意味がないですからね…。
しかしながら,「きちんとやるべきことをやったら」というところがとても大事なんです。
私が考える「受験生としてきちんとやるべきこと」をこなそうと思ったら,とても2時間程度の学習じゃ絶対に終わらないと思っています。
どんなに少なく見積もっても平日なら最低4時間程度は学習に時間を使っていなければ全然ダメ。
もし,2時間程度の学習しかしていない人は取り組んでいる内容はたかが知れてます…。
まぁ,いいとこ,学校から出ている宿題と自主学習程度ってところじゃないですかね。
まして学校が休みの土・日曜日も平日同様の時間しかやってないのなら話の他です。
******
受験生の学習は中1・中2と違い,この2つの内容を考えて取り組まなければならないと思っています。
******
1) 現学年で学習している内容の復習や宿題,自主学習など
2) 入試に向けた中1・中2の復習や新教研テスト,実力テストなどの解き直しなど
******
例えば,現学年の復習や宿題に1教科30分かけたと仮定しましょう。
これだけだって,30分/教科 × 5教科 = 150分(2時間半)ですからね。
それに,中1・中2の復習を入れたら,絶対に3時間なんて時間はあっという間に過ぎちゃうはずなんですよ。4時間でだって全然足りないですよね。
特に中1・中2の復習や新教研テスト,実力テストの解き直しっていうのは,しっかりやればやるほど「時間がかかる」ものです。
「あれ?面積を二等分する直線って,どうやって求めるんだったけ…。」
「この長文,分からない単語があるなぁ…。」
「元禄文化と化政文化の違いって何だったけ…。」
こんな感じで,いろいろと調べたり,追及したりしているとあっという間に時間が過ぎてしまうはずですよ。
この夏の講習会でも,数学の過去問を1回分解くのだけでもあっという間に午前中の授業が終わってしまうぐらいだったでしょ?
自分の足りないものを補うために一生懸命取り組んでいたら,間違いなく「時間を追いかけなくても,自然に時間が増えているはず」なんですよ。
******
もし「学習をしなければとは思っているけど,方法が分からないからできない…。」とか「やるべき教材がないから困っている…。」とかならば,学習方法も示しますし,教材が必要なら準備もします。
いちばん良くないのは「方法が」「環境が」…と言い訳をして「何もしないこと」ですからね。
定期テストも終わり9月末から11月頭までは定期テストはありませんから,じっくり「中1・中2の学習」に時間を割ける時期です。
この時期に学習量を増やせなかったら,自分の希望の高校に行くのは難しいですよ。
何度も言ってますが,10月末から11月頭の進路面談までに結果を残さないと県立高校受験の道は絶たれてしまいますからね…。
何をしていいのか分からないならまずはとにかく「量」を増やすこと。
「量」をこなしていくうちに「質」は自然と上がってきますから。
気を引き締めて,取り組んでいってください。それでは,また。<(_ _)>
<追伸> 土曜日の学習ペースがうまく掴めていない人。こちらにご参加いただいてはどうですか? → 土曜日 入試対策講座のご案内