おはようございます。小菅です。<(_ _)>
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さて、今週からいよいよ「冬期講習会」に突入しますので、今日は真面目なお話を。
私は小さい頃、「野球」が大好きでした。
小学生のときはソフトボールでしたが、中学から大学卒業まではずっと「野球部」で、毎日のように練習していました。
いろんな「練習メニュー」がありましたが、「冬場」は本当に地味でキツイ練習メニューばかりだったんですが、その中でも特に辛かったのが「筋トレ」でした。
「腕立て伏せ」にはじまり、「腹筋」「背筋」「スクワット」
さらにトラックが使うような大きなタイヤを押したり、引いたり、ゴムチューブをつけて走ったり…などなど。
身体中の筋肉が悲鳴を上げ、練習後に家に帰るのもままならないなんてこともありました。
特に高校生のときは、バーベルやダンベルなどの器具も使った本格的なトレーニングになって、そのキツさに拍車がかかりました…。
今、あのメニューをやったら、まちがいなくリバースしちゃいますね…。(笑)
でも、この「筋トレ」っていうのは、この「キツイ」というのが重要なポイントなんですね。
「筋トレ」って、筋肉にとって「キツイ」と感じることをやって、「筋肉を痛めつける」というのが大事なんですよね。
「筋トレ」をすることによって、「筋繊維」はいったん破壊されます。
すると、その破壊された筋繊維は食事で得たたんぱく質などを使って「再生」を始めるんです。
これを何度も何度も繰り返すことで、太くたくましい「筋繊維」に変わるわけです。
だから、まったく負荷のかからない軽いものでトレーニングをしても、太くたくましい「筋繊維」は生まれないんです。(「筋力維持」レベルであれば、きつい負荷は不要ですよ。)
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私自身は「塾の学習」も「筋トレ」と同じだと私は思っています。
特に長期休業中の「講習会」はそう思っています。
お子さんの「学力」を上げるためには、お子さんにある程度「キツイ」と感じていただける「負荷」を掛けることが必要だと思っています。
「簡単に解ける問題」「たのしい問題」だけ解いていても、それは「自己満足」で終わってしまうと思います。
「これ難しいなぁ…」「どうやって解いたらいいんだろう…。」と頭を悩ませる。
最初は先生に解説を聞きながら、1つひとつ、確認しながら問題を解いてみる。
問題は解けたけど、何だがまだしっくりこない。頭の中が混乱する。「う~ん、やっぱり分からない…。」
また、先生に聞いてみる。周りの友達に聞いてみる。教科書やノート、テキストを調べてみる。…などなど。
このようにして「負荷」をかけ、それをできるようにするという繰り返しが、お子さんの「学力」を育てるのだと思います。
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高校時代の監督は、当時よくこんなことを言って、生徒に発破をかけてましたよ。
「キツくない筋トレは、筋トレって言わねぇ~んだよ!!」
だから、私も
「きつくない塾の学習は、塾の学習って言わねぇ~んだよ!!」って、この冬休みの間、お子さんたちにはキッツつ~いメニューに取り組んでいただこうと思っています。(笑)
今回の冬休みの後、みんなに「本当にキツかったけど、頑張って本当に良かった…。」と言ってもらえるような講習会にしたいと思っています。
お互いに、体調に気を付けながら頑張って行きいきましょね!!(*^_^*)
それでは、また~。<(_ _)>