おはようございます。小菅です。<(_ _)>
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「いろいろとあれやこれやと悩みながら、一生懸命、考えることが大事!!」
お子さんにしっかりと「考える力」をつけさせたいと思われるのであれば、とても大切なことだと私が思っていること。
今の自分がスラスラ解けるものばかり解いていたり、多くの時間を割くことのない楽なメニューばかりこなしていたり…では何の「負荷」も掛からない状態。これでは、単なる「手の運動」「自己満足」で終わってしまうと思いますから、常に「今の自分にはちょっとキツイなぁ…。」と感じるような問題に取り組むことが大事だと思います。
そして、そういう「負荷が掛かる問題」に取り組んだとき、すぐに質問をすることはなるべく控え、自分自身でとことん「悩み、考えること」が大事だとも思います。
難問に出くわしたとき、すぐに質問をされる方は一見「勉強熱心」のように思えますが、私個人は「本当に考える力を伸ばしたい!!できるようになりたい!!」と思うのであれば、「まずはとことんまで自分で考えてから質問をして欲しい。」と思っています。
「できる・できない」の前に、「う~ん、これはどうやったら解けるだろうか…?」と自分の持っている知識をフルに活用し、一生懸命頭を悩ませる行為こそが「考える力を伸ばす」と考えているからです。
私もこの仕事が長いですので、ぶっちゃけた話、生徒さんに「分かり易い」と言ってもらえるだけの解説をする自信はありますよ。でも、「悩みながら、自分で考えることが大事」だと思うのからこそ、敢えてお子さんには「すぐに教えない」ことを意識しています。(こちから見て、明らかに”これはヒントがないと動けないな”と判断すればきちんと指導していますよ。(笑))
また、生徒さんの中にはお友だち思いの方もいらっしゃり、友だちが悩んでいると、「これはこうやるんだよ!!」とか「答えは〇〇だよ!!」と声を掛けてしまう方もいるんですが、そんなとき、私は決まって「今、お友だちが一生懸命考えているから、本当にお友だちのことを思うのであれば、そっと見守ってあげてね!!」とお願いをするようにしています。
何にも苦労せず、楽して手に入れた成果は、すぐに自分の身から離れていってしまう。
時間は掛かるかもしれないけれど、いろいろと苦労しながら手に入れた成果はずっと自分のものになる。
私はそんな気がしています。
「塾」は生徒さんも親御さんも、そして私たちも「結果が欲しい」となるものだと思いますが、かといって「目先の成果」にばかり意識して「地に足がつかないような学習」ではダメだと私は思います。
お互いに、どっしりと腰を据えて、日々、取り組んで行きましょうね!!(*^_^*)
さあ、今日も1日、元気出して行きましょう!!
それでは、また~。<(_ _)>