おはようございます。小菅です。<(_ _)>
今日は真面目な学習のお話。
今回の講習会。中学生は各学年とも、た~っぷりの問題演習を行ってもらっています。
特に中学3年生には、「基礎・基本の反復演習」「理科・社会の重要語句の確認」を日課のように何度も何度も繰り返し学習させています。
その際、1人の生徒さんがこんなことをボヤいていました…。
生徒さん:「いっぱいあってなかなか覚えられない…。ゴチャゴチャになってきちゃうな…。」
そのボヤキを聞き、私はこんな声を掛けました。
私:「全部”書いて”覚えようとしてない?」
すると、その生徒さんはちょっとビックリした表情をしていました。私は話を続けました。
私:「書いて覚えるのはとても大事なんだけど、どうしても時間が掛かるよね?」
生徒さんは「うん、うん。」と頷いて聞いてくれています。
私:「だから、最初は”書かず”に”読み上げ”だけで答えてごらん。」
そう話をして、次のような方法を生徒さんにお伝えしました。
私:「まずは”答え”を書いてしまう。そしたら、その答えを”隠して答えられるか”、声に出して1つ1つ確認していくんだよ。」




↑ 赤下敷きがなければ,テキストでも紙でもいいので,答えを隠し,ずらしながら答えを声に出して確認していこう!!
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私:「この方法は何よりも書かないから短時間でたくさんの問題を解くことができるのが良いところだよ。」
すると生徒さんは「なるほど…!!」と納得の様子。(でも、これって学習の基本中の基本なんだけどね。)
私:「で、声に出して正解が言えるようになったら、最終確認で”書いて”みる。」
「テストでは”書く”わけだから、最後は”書き”をして、誤字がないように正確に書けるように仕上げることが必要だよ。」
学習時間は限られていますし、その限られた時間の中でいろいろな教科・項目を学習しなければなりませんからね。
「手を抜く」っていうのではなく、「効率良く学習をする」ってことを意識するのはとても大切なことだと思います。
まぁ、何よりも大事なのは「方法が分かるだけじゃダメ。実際にどんどんやってみること」です。頑張ってくださいね!!(*^_^*)
今日も暑くなりそうです。頑張って行きましょう!!
それでは、また~。<(_ _)>