おはようございます。小菅です。<(_ _)>
私は高校の時,甲子園を目指す「高校球児」でした。(一応,当時の県内ではそこそこ強い学校で頑張ってました。)
毎日,毎日…,「練習,練習,練習…」の日々。
しかも,朝早くから夜遅くまで練習。
休みが貰えるのは年間通じて「お盆」と「正月」にちょっとだけをもらえる程度でした。
当時のことを思い出すと,肉体的にも精神的にもきつかった記憶しかなく,マジで気持ち悪くなります…。吐きそうです…。(笑)
まぁ,そんなことはさておき。その当時,よく監督からはこんな話をされたものでした。
監督:「注意された点を自分から”意識して”取り組まないと良くならないぞ!!」
そして,何度も同じことを注意されるような場面になろうものなら,監督はマジでブチ切れでした。(あれは,マジでヤバい…。今ならコンプライアンス的に大問題ですな…。)
ただ,今,自分がお子さんたちに指導をさせていただく立場になってみると,なぜ,あれほどまでに監督が口うるさく言っていたのがよ~く分かる気がしています。
何度も何度も同じことを言われているようじゃ,全然成長してないってことですもんね。
これはスポーツや芸術に限らず,学習でもまったく同じだと私は思っています。
昨日の小学生の生徒さんとの授業でのこと。
小4・Kくんは今春から「英語」の学習をスタートしました。

毎回,「単語の読み・意味」のチェックから始まり,「文法の解説&問題演習」,そして最後にもう1度「単語(文章)の読み・意味」のチェックをするという流れで学習を進めています。
彼は「コツコツ・努力型」で,毎授業,無駄な私語は一切せずに,黙々と学習に取り組んでくれています。
さらに彼はこの年代の男の子には珍しく1文字1文字「丁寧に,読みやすい字」を書いてくれるので,丸付をする私もとても助かっています。(*^_^*)
ただ…。そんな彼ですが,実はここ数週の間,次の声がけが続いていました。
私:「単語と単語の間に1文字程度のスペースを開けよう!!」
「英作文」や「並び替え問題」のときに,どうしても「単語と単語の間隔が近すぎる」ということが続いていたのです。
「最初が肝心!!」とは言え,あんまり言い過ぎると「英語,嫌い…。」なんてなり兼ねないので,様子を見ながら,やんわりと注意をするという感じだったのです。
そんなことが続いていた昨日の授業。「今日はどうだろうか?」と解答の様子を見ると,「ありゃりゃりゃりゃ…。今日も言わなきゃダメかなぁ…。」という感じでした。
そして,私が声を掛けようとしたその時,「あっ!!」と彼は気づき,自分の解答を綺麗に消し,スペースをしっかり空けて解答を書き始めたのです。(´▽`) ホッ
私は心の中でこう呟いていました。
私:「おっ!! ちゃ~んと言われたこと,意識できてるね!! いいねぇ~。(*^_^*)」
こういう気持ちで取り組んでくれていれば,結果は必ず「良い方向」に向かいます。
ぜひ,これからも「意識して取り組む」ということを忘れずに頑張って欲しいと思います。先生も頑張るよ~。(*^_^*)
それでは,また~。<(_ _)>
<追伸>
彼は「富久山剣道スポ少さん」の団員さんの1人。彼の「集中力&意識の高さ」は,日々の剣道の練習の賜物だと私は思っています。
もし,「うちの子,精神面から鍛えないとダメかしら~。」なんてお思いの保護者さまがおられましたら,「剣道」はいかがでしょうか?
今,「富久山剣道スポ少さん」では団員さん募集中です!! ぜひ1度,ご見学に足をお運びいただけたらと思います。(*^_^*)