おはようございます。小菅です。<(_ _)>
まずは,行健中&緑ヶ丘中のみんな,テスト,お疲れさまでした。<(_ _)>
昨日,授業のあった生徒さんにお話を聞くと,まずまずの様子で,ホッとひと安心。
でも,いざ本物の結果が返ってきたら,「あれれれれ…。話が違うぞ…。」なんてこともあるので,本物を見るまでは安心できなですけどね…。(笑)
毎度同じ話になるんですが,「テストは”受けた後”の方がより重要」
できれば,今日・明日のうちに自主学習などで「解き直し」をすることが大事です!!
テストは「今回で終わり」ではなく,これからず~っと続いていきますので,次回以降のテストに間違いを持ち越さないよう,「今できること」をしっかり行って欲しいと思います。<(_ _)>

さて,話題は変わって,今日はちょっと真面目な「学習方法」のお話。
昨日,「進級テスト」にチャレンジする予定だったある生徒さんとのやり取り。
私:「ちゃんと”漢字”は復習してきた?」
生徒さん:「(ちょっと不安そうな表情で)多分,大丈夫だとは思うけど…。」
私:「じゃあ,ちょっとだけ時間あげるからもう1回確認してごらんよ。」
こんなやり取りを経て,生徒さんは確認作業を始めたんですが…。
私:「ちょっと待った~!! そんなやり方をしてたらすごい時間が掛かっちゃうよ!!」
なんと,その生徒さんはテスト範囲の漢字をご丁寧に,1個1個,1行ずつ練習を始めたのです。Σ( ̄□ ̄|||)
私:「よし!! じゃあ,今日は”漢字の復習の正しい方法”を伝授すっからね!!」
そう言って,出題範囲の漢字の問題を見せながら,お子さんにこんな指示を出しました。
私:「はい。じゃあ,ここにある書き取りの問題。何も見ないで書いてごらん。」
お子さんは一瞬「えっ?!」とびっくりしたようでしたが,1つ1つしっかりと解答を始めました。
私:「おっ!! 全部書けてるじゃない。いいよ,いいよ~。よし,じゃあ,次のページの漢字も同じように書いてごらん。」
すると今度は1問だけ思い出せない漢字がありました。
私:「よし。じゃあ,今,書けなかったこの字だけ”集中して5回だけ”練習してみて!! それが終わったら,ちゃんと覚えたかもう1回,確認するよ!!」
「もう1回確認」という私の言葉を聞いて,お子さんはちょっとピリッとした様子。真剣な表情で練習をしていきます。
その後,全部で4ページあった出題範囲の漢字を同じように「チェック → 練習 → 再チェック」の順で学習を進め,すべての漢字の確認を終えたところで私はこんなお話をしました。
私:「勉強は効率良く行うこと大事だよ。まずは,今やったように”何ができて”,”何ができない”のかをハッキリとさせることが大事。そして,”できている”ものは放っておいて,”できていない”ところだけ集中的に練習するんだ。これは漢字に限らず他の学習でも同じだよ。OK?」
すると生徒さんは私の話を理解してくれたようで,「はい!!」と元気な返事をしてくれました。
そして,その後の「進級テスト」は見事,「合格」を果たしました。めでだし,めでたし。(*^_^*)
この方法は,私自身が小学生のときだけでなく,中学生や高校生のとき,さらには大学生のときにも行っていた方法。
特に漢字や単語の練習って,数学の問題を解くのと違って「とても単調」だから結構キツイんですよね…。
だから「練習の回数を何とか減らせないだろうか…。」と考えているうちに誰に言われたのでもなく,自然と身に付いた方法でした。(笑)
ただ,今,自分がお子さんに指導する立場になってみると,「これって,別に特別な方法でも何でもなかったんだな…。」と思いますよね。(だって,これが”学習の基本”ですもんね。)
お子さんとの授業中だけでなく,このブログでも機会があればどんどんこういった「学習方法」のお話も取り上げていければと思っております。引き続き,よろしくお願いいたします。<(_ _)>
今日も朝から雨が激しいですね…。
足元が悪いですので,教室にいらっしゃる際は気を付けてお越しくださいね!!(*^_^*)
それでは,また~。<(_ _)>