おはようございます。<m(__)m>
郡山市富久山町の「心楽塾」
「アイシースクール富久山教室」の小菅です。
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「定期テスト」が目前に迫り、各学年、連日ひたすら「問題演習」が続いております。
昨晩、中2は富塚先生による「1次関数の猛特訓!!」でした。
前日、富塚先生の方から「明日、数学に時間使わせてもらっても大丈夫ですか?」との申し出あり、「ぜひ、ビシバシやってくれぇ~い!!」と快諾。
私が隣の教室で中3と授業をしていても、その白熱した雰囲気が伝わってきました。(*^_^*)
生徒のみんなも富塚先生もお疲れ様っす!!<m(__)m>
「良い成果」が出てくれるといいなぁ~。頼むぞ、みんな!!
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さて、私の方はといいますと、中3女子陣を担当。
基本、各自力を入れたい教科をリクエストしてもらっての「問題演習」でしたが、私はある生徒さんだけは「私の独断と偏見」にて授業を進めました。
なぜかって言うと、そのお子さんは放っておいたら「楽な方、楽な方」に行ってしまうからです。
特に苦手な「理科」「社会」は放っておいたら、「ぜ~んぜん覚えてませ~ん」ってなりかねない。
そこで、そのお子さんの隣に座り、徹底マーク。
私:「はい、今日は徹底的に『社会』ね!! 全部覚えるまでやるよ~!!」
すると彼女は「えっ?!マジですか?!」って顔をしていましたが、私の方は気づかないふりをして、ガシガシやらせてました。
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今は本当にいろいろと便利になってますから、極論を言えば「教室に来ずとも十分学習できる『道具だけ』は揃っている」と思うんです。
「学習方法」だって、ネットや書籍など、あらゆるところから「情報だけ」は豊富に揃ってますよ…。
ところがどっこい、これだけ揃っていても、自分で自分を律してそれを実行するっていうのが本当に難しいわけです…。
大人だって難しいんだから、お子さんが、しかも「勉強」で自分を律していくのはなかなか大変ですよ、正直…。
だからこそ、塾は「学習内容を伝える」だけでなく、「きちんとやらせきる。お子さんをリードしてあげること。」も大事な仕事だと思うんですね。
特に「基礎」「基本」の習得は「繰り返し」が重要なわけですが、これがなかなか1人では徹底できない。
だから、私たちが「発破」をかけたり、「褒めの言葉」をかけたりしながら、徹底的にやらせることが必要な気がしています。
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具体的に彼女にしていただいたのはこれです。

授業で使っているワークの「一問一答」のページだけコピーして、そこを「全問正解」になるまで何度も何度も繰り返し解いてもらうという作業です。
ただし、「丸付け」をした直後に同じ問題を解いても「答えを覚えてしまっている」ので、1度丸付けをしたら、いったん別の問題を演習し、そちらの丸付けをしてから再度解き直しというルールでした。
私:「紙はいくらでもあるから、遠慮なく使っていいよ!!」
最初は「ズタボロ状態」で「あぁ~、全然覚えらんない…。」って表情でしたが、回数を追うごとにだんだん間違いが減っていきました。
私:「うわぁ~、惜しいなぁ…。ここだけ、間違ってる。もう1回、見直してごらんよ。」
そんなやり取りをしながら、学習開始から既に3時間近く経過していました。(彼女はみんなとの授業前に教室入りし、学習を開始しています。)
すると、徐々に「解答」だけでなく「表情」にも変化が…。
私は心の中でこんなことを思っていました。
「『できない』『覚えられない』ってことに悔しさが出てきたかな…。」
この気持ちが出て来てくれればしめたもの。
私:「だいぶ出来てきたよ!! あと、ちょっとだ。何とか達成して終われるように頑張れ~!!」
そんな感じで学習を続け、何とかすべての問題をクリア!!(*^_^*)
私:「凄いじゃん!! よく頑張ったね!!」
私がこう声を掛けると、少しれ照れ臭そうにニコッと笑ってました。
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何だかんだ言っても最後は「ヒト対ヒト」なんだよなぁ~、この仕事は…。
これからも「人間味溢れる」感じでやって行きたいと思います。(*^_^*)
それでは、また。<m(__)m>