おはようございます。<m(__)m>
郡山市富久山町の「心楽塾」
アイシースクール富久山教室_小菅です。
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「今日はジャンケンで勝ったら必ず『先攻』を取るんだぞ!!
そして、何が何でも初回に1点、取りに行くぞ!! いいな!!」
これは自分が中2のときの中体連のときに顧問の先生が試合前に行ったひと言。
相手は秋の「新人戦」、春の「市民体育祭」で大敗していた郡山六中。
当時の郡山六中は選手1人ひとりのレベルが高く、うちはまったく手も足も出ないって感じでした。
でも、そんな格下の自分たちが勝つためにはってことで顧問の先生は熱く語ってくれたんです。
そして、こんな話も合わせてしてくれました。
「相手は今の自分たちよりもずっと力は上かも知れない。
だからこそ、初回に『今までと違う…。』って相手に思わせ、相手の気持ちを揺さぶることが大事だ。
いいか、勝負は初回。まずはここに集中だ。いいな!!」
そして、結果はというと…。実はうちの中学校、この試合、勝ってしまったんです…。ビックリです。
中学生というのは勢いに乗ると恐ろしいもので、その後、決勝まで進み、見事「優勝」。
そして、県中大会決勝でもう1度郡山六中と対戦するんですがそこでも勝利し「県大会出場」
さらに、県大会も優勝し、実は東北大会まで出場したんです。
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さあ、今日は何を言いたいのかと言うと、この話に繋げたかったのです。
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作文や感想文も『最初』が肝心!!」ってこと。
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昨日、「感想文」「人権作文」を仕上げにきた中1・ボーイズに私はこんなことを話しました。
私:「いいかい。この作文を出すのは君らだけじゃない。他のお友だちも出すだろ。
学校の先生ってのは、それに全部目を通すわけでしょ、忙しい中。
しかも、それは何十人分ってあるわけじゃん。ハッキリ言って『大変』なんだ…。
例えば、『感想文』
何も工夫がないと、ほんとに大多数の人がこんな書き出して書くんだよ。
『僕はこの夏休みに〇〇〇という本を読みました。』ってね。
もし、自分が先生だったら間違いなくこう思う。
『どいつもこいつも同じ…。つまんねぇなぁ~。』ってね。
しかも、その字が汚い字だったりしたら、完全に読む気が失せちゃうでしょ…。
だからね、『最初』が肝心なの。
読む先生にね、『ん…。何だ?』とか『おっ!!これは面白そうだな…。』って思わせないと。」
するとボーイズたちは「なるほど…。」「じゃあ、どうすれば…。」という表情で聞いてくれていました。
私はその後、こう続けました。
私:「いいかい、ここがポイントだよ。
一番最初に”これ”をドカ~ンと言い切るんだ。それはね…。
『自分がこの作文でいちばん言いたいこと』、つまり『結論』だ!!
具体的に言えば、感想文なら『この本を読んで今後、どういうことに気をつけていきたい』、
人権作文なら『みんなが良くなるために〇〇するべきだ』とかって感じね。
そういう”強烈なインパクト”で読み手にフックを掛けるんだよ。
そうすることで、先生はこう思うんだよ。『ほう、続きを読んでみるか』ってね。
後は、考えるきっかけとなった出来事や具体的な事例、そこから何を考え、今回の結論にたどり着いたのかを書いていけばいいだけだよ。
それだけで、だいぶ仕上がりに違いが出てくると思うよ。さあ、やってみっかい!!」
するとボーイズたちは満面の笑みで手を動かし始めました。その後、黙々と原稿用紙に向かって1時間半ほど書き続け、何とか「下書き」は終了。
ここまで仕上がってしまえば、あとは細かいチェックだけ。(´▽`) ホッ
本人たちも「やった、終わった~。」と喜んで帰宅しました。
その後、ボーイズの1人のお母さまから「本人が今日、先生のところに行って(作文を)やってきて良かったと喜んでました。」との嬉しいメールをいただきました。
少しでもお役に立てたのなら本当に嬉しいです。こちらこそ、ありがとうございます。
もし、『作文』や『感想文』の書き出しに困っているのならば、ぜひ、この方法を参考にしてみてください。
きっと、その後の流れが続けやすくなると思いますよ。(*^_^*)
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今日も朝からほんと暑いですね…。とろけちゃいますね…。
暑さに負けず、頑張って行きましょう!!(*^_^*)
それでは、また。<m(__)m>