おはようございます。
郡山市富久山町の「心楽塾」
アイシースクール富久山教室_小菅です。
******
「まずはこれだけでもやってごらん!!」
昨日の夕方。ある生徒さんに「英語の補習」をしていたときのことです。
前日の授業で学習した教科書本文の「読み」・「日本語訳」を確認したのですが、まったくと言っていいほど出てこない…。
まぁ、前日学習したばかりだし、まだ復習が十分ではないということもありますが、それにもしてもちょっと抜けすぎじゃないかと正直感じてしまいました。
そこで、私は本人に「改めて確認するけど、自宅でどんな英語の学習をしているの?」と質問。
すると生徒さんからは「本屋さんに行って買ってきた問題集を解いている。」との答えが返ってきました。
私は続けて「その問題集は教科書に沿った内容?それとも教科書には沿っていない内容?」と質問。
「教科書には沿っていない内容です。」と生徒さんからの返答。
私は少し間をおいて、そのお子さんにこんな話をしました。
私:「学習の方法って人それぞれあると思う。だから、必ずしもこうしろってことではない。
ただ、何事にも”基本”とか”外せないもの”っていうのがあると思うんだ。
こと”英語の学習”、その中でも”学校の定期テストで点数を取りたい”って場合、絶対に外しちゃいけない学習がある。
それは何かって言うとね…。”教科書の音読” だと思うよ。
正直に言ってみ。家で”音読”してないでしょ?」
生徒さんはちょっと苦笑いしながら「してません…。」と返答。正直ですな。
その後、私は次のような点をお子さんに伝えました。
======
1) 英語は語学であり、本来「声に出してなんぼの教科」だと自分は考えている。
2) 「手で書くこと」も大事だけど、まずは「読めること」が大事。
3) 「読めないもの」を書くのは難しい。(もし、書けるのならばそれは「瞬間記憶」の達人)
4) いちばん良いのは「音声を聞く」「音読する」「音読しながら書いてみる」こと。
5) 教科書の単語・本文がスラスラ読めて、書ける人で”英語が苦手”という人はまずいない。
6) せっかく学習に時間を割くのであれば、”結果に結びつきやすい方法”に切り替えて行こう。
======
実は私自身も4)の方法は取り組んでいるんです。プレイヤーに音声データを入れて。

最近はこれをちょっと工夫して、より学習効果を高めるようにしているんですが、それはちょっと企業秘密ってことで・・・。(塾生さんにはおいおい伝えていきますね。)
いろいろな問題を解くのも必要ではあるんですが、まずは身近にあるもの、特に「教科書」をしっかり使うことが大事ではないかとここのところ改めて感じています。
「英語が今イチだった~。」という方。
「問題演習」だけでなく、ぜひ、「教科書の音読」の時間を意図的に作って自宅でも取り組んでみてくださいね!!(*^_^*)
さあ、今日も元気出して行きましょう。それでは、また。<m(__)m>