
おはようございます。<m(__)m>
郡山市富久山町の「心楽塾」
「アイシースクール富久山教室」の小菅です。
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さて、今日は真面目な学習のお話。
うちの中3のお子さんたちは4月から毎週「入試対策演習」を実施しています。
これは「現学年の予習・復習」とはまったくかけ離れた学習内容。
入試に向けて「中1・中2の内容の復習」や「もぎテスト・入試過去問」などの演習を行う時間です。
今はもっぱら「中1・中2の理科・社会の総復習」を何度も何度も繰り返し行っています。
部活を引退し、本格的に受験勉強が始まる「夏休み前後」に即実戦的な内容に入れるようにするために、基礎・基本の内容を徹底的に確認していただくためです。
この演習中、お子さんたちからはこんな声がチラホラ聞こえてきます。
「あぁ…、全然分かんない…。難しい…。」
私はこの声を聞くと「それはちょっと違うなぁ~。」と突っ込んでしまいます。
これは私の個人的な意見ですが、理科や社会に関しては「解けない=難しい」と結びつけるのは少し違うような気がしています。(理科の複雑な計算問題、社会で統計データを読み取り、答えを論述するような問題などは一生懸命頭を悩ませる面から「難しい」という表現で良いと思いますが…。)
「おしべの先端部分の名前は?」
「1167年、武士として初めて太政大臣になった人物は?」
こういう問題って「難しい」というのかなぁ…? 何か違うと思いませんか…?
これらが解けないのはズバリ…!!
「それらに関する知識が頭に入っていないだけ。」
頭をう~んと悩ませるようなことじゃなくて、自分の頭の中にその知識が「入っている」か「入っていない」かだけの話だと思うんです。
だから、この手の問題が解けなかったときに口から出るならば「あぁ~、難しい~。」って言葉じゃなく、「あぁ、忘れてんなぁ~。」の方が合っているんじゃないかと思うんですね。
「言霊」って言いますけど、自分が発した言葉ってその人の行動に乗り移ります。
だから、使う言葉を意識して変えることも大事だと思うんです。
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これらが解けるようになるためには非常にありきたりですが、次の方法がいちばんではないでしょうか。
「解く」→「答えを確認」→「抜けている知識を教科書などで再確認」→「もう1度解く」
このサイクルを何度も何度も繰り返すしかないし、これを地道にやっていれば必ず効果は表れると私は思うんですね。(実際、この流れをデジタル化したものがうちの教室の「タブレット教材」です。)
でも、多くの生徒さんはたった1度の学習で「難しい…。」「分からない…。」と諦めてしまったり、「何度もやるのは面倒くさい…。」とサボってしまったりすることがとても多いんです…。(;´д`)トホホ
それを見越して塾ではその時間を確保して何度も何度も演習を行っているわけです。
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1回学習しただけで全部パーフェクトにできてしまうような人は本当に稀。
多くの人はそんな”特殊能力”は持ち合わせてませんので、地道にコツコツと努力するしかないんです。
学習に限らず、運動に音楽、料理や芸術…など、なんでも「最初からスラスラできる」なんてことはありませんよね?
今、できなくても全然OK!! 焦らなくても全然OK!!
入試実施日に向けて、1つずつ抜けているところを地道に埋めていけばいいんです。
ぜひ、諦めることなく取り組んで行きましょうね!! (*^_^*)
「小さな努力の積み重ねが大きな差を生む!!」ですよ。
それでは、また。<m(__)m>