
おはようございます。<m(__)m>
郡山市富久山町の「心楽塾」
「アイシースクール富久山教室」の小菅です。
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今日は以前から書きたいと思っていたことを。
私も何だかんだとこの仕事を続け、今年で25年目を迎えます。
月日が経つのは本当に早いですね…。
「時間の経過」に対する「自分の成長」が合ってないような気がしてならないですね。(笑)
まあ、それはさておき、こう長い期間現場にいますと「きちんと学習成果を出せるお子さん」と「なかなか学習成果が出せないお子さん」、それぞれに多くの「共通項」が存在すると思うのです。
それは「知識」や「技術」という学習そのものではなく、「学習に対する取り組み方」や「心構え」などの「メンタル面」についてです。
今日お書きするのはその中の1つ。「学習道具」についてです。
私が長年の指導をしてきて感じるのは、「きちんと成果を出せるお子さん」というのは塾に来る際、テキストはもちろん、筆記用具などの「学習道具」を忘れることがほとんどと言ってありません。
それに対し「なかなか学習成果が出せないお子さん」の場合、とにかく「学習道具の忘れ物率」がと~っても高いということ。
私はそのようなとき、必ずその子が熱心に取り組んでいるスポーツや音楽に例えてこんな話をします。
私:「例えば、水泳の大会に”水着”を忘れたっていったらどうするの?真っ裸では大会に出れないよね?」
「野球の大会にユニホームやグラブを忘れたら?音楽祭に楽器を持ってくるのを忘れたら?」
「忘れ物をしないように現場に向かう」というのは、成果を上げるうえで”必要最低限のこと”だと私は思っていますし、そもそもここができていない場合、”学習で成果を上げようとする意識が低い”と言われても反論できないのではないかと私は考えます。
ですので、私は「道具の忘れ物」に対してはきちんとお子さんに話をするようにしています。(特に「小学生」のうちは口うるさく。)
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そして、「成果を出せるお子さん」は持参する学習道具、特に「筆記用具」は「きちんと使えるものを揃えてくる」という点です。
逆に言うと、「成果が出せないお子さん」は持ってはいても「きちんと使えないもの」という場合が多いんです。
具体的に言うと、お子さんが学習する際、次のような様子が見られたら私的には「要注意」です。
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1) きちんと消える「消しゴム」を使っていない。
鉛筆やシャープペンの後ろに付いている「消しゴム」を使っていたり、
細かい部分を消すような細いタイプ(力を入れると折れてしまうようなタイプ)を使っていたり。
これらを使って
あとは、ガチャガチャなどでゲットしたであろう、ただ黒くなるだけのゴム製のキャラクターなど。
しっかり文字を消せる「プラスチック消しゴム」を使うことがベスト!!
2)きちんと「赤ペン」を使っていない。
解答をつけるときに、赤以外の色ペンを使って丸付けをしていたり、
「蛍光ペン」を使って丸付けをしていたりも「成果が出せない方」に多い傾向。
「水性」「油性」や「太さ」は好みもあると思いますが、きちんと「赤ペン」を使うこと。
※ ただし、赤とはいえ「油性マジック」のように「裏写り」するものはNG!!
私の理想としては、0.5mm前後の太さの「油性」または「水性」のボールペンがベスト!!
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プロのスポーツ選手でも自分が良い結果を出すために、道具の細部にまでこだわります。
学習でもきちんと成果を出すために、そういうところまできちんと考えたいものです。
そういう「心掛け」の積み重ねがきちんとした「成果」に繋がっていくのではないでしょうか…。
ぜひ、お互い、その辺をしっかり意識していきましょう!! それでは、また。(*^_^*)