おはようございます。<m(__)m>
郡山市富久山町の「心楽塾」
アイシースクール富久山教室の小菅です。
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ヒトは1度勉強したことを
24時間後に74%も忘れてしまう。
ドイツの心理学者:エビングハウスが提唱した「忘却曲線」という話を知っていますか?
これは、ヒトの記憶量が時間経過に伴ってどのように変化するのかを調べ、グラフ化したもの。
それによると、ヒトは1度勉強したことを1時間後には56%、24時間後には74%忘れるというのです。
さらに1週間後には77%、1カ月後には79%を忘れるとされています。
「個人差」はあるものの「時間が経つほど記憶は減る」というのは事実。
ここで注目すべき点は時間経過に伴う「忘れる量」です。
24時間後の忘れる量と1週間後や1カ月後の忘れる量にはほとんど差がないですよね。
つまり、ここから言えるのは「ヒトの脳はとっても忘れやすくできている」ということ。
そして「学習した当日の復習がとても有効である」こともお分かりいただけるかと思います。
受験生のみなさん。
「新教研テスト」の解き直しは終わりましたよね?
7日(土)に受験した「新教研テスト」ですが、もちろん「解き直し」はしてくれてたでしょうか?
特に行健中の皆さんは、日曜日に授業参観はあったものの午後からはお休み。
しかも、昨日は振替休日で「丸1日」お休みだったですから。時間は十分にありましたよね?
せっかくの休日でしたから、「まったく遊ぶな」というのは酷な話。
でも、受験当日「ヤバい…。」「終わった…。」と感じたのに、何も努力をしていないなんてことじゃマズイですよねぇ…。
「新教研テスト」や「実力テスト」などのテストは「定期テスト」とは違います。
1日、2日程度頑張ってもそんなカンタンに点数は上がらないです。
だって、テスト範囲は「今まで習ったところ全部」
勉強した箇所が必ずにテストに出るとは限らないですから。
「日々コツコツと努力を積み重ねていくこと」
このことなしにこれらのテストで点数を伸ばすことはないと自分は考えます。
(過去の傾向から出題予想をすることもありますが、それは「博打」のようなもので、当たったら儲けものぐらいの感覚じゃないとね。)
毎度同じ話になりますが、
テストは「受けた後」が大事なんです。
これ、みんなが小学生のときからずっと言い続けてますよね。
今日最初に書いた通り「ヒトの脳は忘れやすい」ので、テストの内容を深めるためには遅くても受験から1~2日後のうちには1度解き直しをしておくべきなんです。
そして、理想はまた日にちを置いて何度も解き直しを繰り返すんです。
テスト当日に教室で「自己採点」してもらっているのもその観点からなんですよ。
そういう「地道な積み重ね」が入試問題などの難易度の高い問題にも対応できる「本物の学力」をつける王道なんですよ。
もし、まだ全然解き直しをしていない人がいるならば、速やかに「解き直し」を行ってください。
それこそ、学校に提出する「自主学習」に取り入れれば良いと思いますよ。
「やるべきことをきちんとやる」
このことを強く意識して取り組んで行きましょう!! それでは、また。<m(__)m>