おはようございます。<m(__)m>
郡山市富久山町の「心楽塾」
アイシースクール富久山教室_小菅です。
さて、それでは早速、昨日の続きから。
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「平日は塾の課題はやらなくて良い。」
その代わりに、私は次のことをお子さんに伝えました。
私:「でも、土・日曜日は少しずつでも良いので取り組んでごらん。
決して『大量』『長時間』やろうとしなくて良い。
まずは取り組みを『ゼロ』にしないようにだけ意識して続けてごらん。」
お子さんに話を伺っていくと、基本的に土曜日の部活は午前中のみで、午後からある塾の授業を除けばそれなりに時間は作れるとのこと。
また、日曜日も部活外の運動の練習が月に2回程度はあるものの、それも丸1日練習があるわけではなく、夕方6時過ぎには家にいるとのこと。
お母さんから見ても、この2日間に関しては、決して時間がないわけではないというのです。
このお子さんは私から見て、決して「不真面目」なお子さんではありません。
むしろ、少し真面目過ぎて「やるなら完璧にやらなければいけない。」「量や時間をたくさんやらなければ、一生懸命やったとは言えない。」…などと思い過ぎているのはではないかと感じたのです。
そのため、忙しさや疲れから思うように課題が進められない自分に苛立ち、その結果が手が止まるという具合なのかなと…。
これは、このお子さんに限らず、比較的「頑張り屋」のお子さんや「熱血体育会系」のお子さんなど、「自分をついつち追い込み過ぎてしまうお子さん」にはありがちです。
こういうお子さんの場合は、気持ちをほぐしてあげ、負担を減らしてあげることも大切に思います。
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先日のブログ(こちらからどうぞ)でもお話しましたが、私自身は「小さな努力をコツコツと積み重ねることが、やがて大きな差を生み出す」という考え方です。
私はこのことをお伝えするとき、お子さんの目の前に「コピー用紙」を持ってきて、こう話をします。
私:「このコピー用紙1枚1枚は、本当に薄くて、厚みもそんな感じないじゃない。
でもね。これを2枚、3枚…って、どんどん重ねていってごらんよ。
10枚も重ねるとね、そこそこの厚みを感じるようになるでしょ。
これをまたね、地道に繰り返し重ねていくことを想像してみてよ。
結構、凄いことになるよね?
先生自身は、努力のあり方もこんな感じでいければ良いのかなって思っているんだわ。
『頑張ろう』『努力しよう』って思うと、つい『すごくやらなきゃいけない』って思うでしょ。
でも、あんまり張り切り過ぎると、途中で息切れして、それが継続できないこともあるよね。
だから、まずは今の自分に『ほんの少しだけ負荷をかける』ぐらいの努力でいいと思うんだよ。
そして、それができるようになったら、また、少しずつ負荷を上げていく。
それを地道に継続することがが大事なんじゃないかと先生は思っているんだ。」
この日も、こんな感じのお話をお子さんに伝えたところ、お子さんは少しホッとした様子。
その様子を見て、お子さんに「どう、土・日曜日って、取り組めそうかな?」と質問すると、元気良く笑顔で「やれます!!」と宣言。
よっしゃ!! その意気込みで頑張って行こう!! 先生も頑張るからね!!期待してるよ。(*^_^*)
<追伸>
休み明けの月曜日、このお子さんに「どう、土・日曜日は課題やれた?」と質問すると「バッチリ、やりました!!」との答え。授業中の解答の様子を見ても、きちんと課題に取り組んできたのが分かる「キレ」の良さでした。イイね!!(*^_^*)