【スポーツ、音楽、勉強、仕事…。何でも上手くなってこないと楽しくならないものじゃないですかね。】
おはようございます。(*^_^*)
郡山市富久山町の「心楽塾」
アイシースクール富久山教室_担当の小菅です。
おとといの夜、あるBSのテレビ番組に元プロ野球選手の桑田真澄さんが出演していました。
自分から見て桑田さんは若い頃から「熱いプレーをする」だけでなく、「いろいろと考えてプレーをされる頭脳派の選手」という印象で、自分が憧れる方の一人。
番組の中で少年野球の指導をされている場面があったんですが、そのとき桑田さんがこんなことを話されていました。
「野球は上手くならなきゃ楽しくない。
だから、早く上手くなって、もっともっと野球を楽しんでもらいたい。」
この言葉を聞いて、自分は「まったくその通りだなぁ…。」と深く共感してしまいました。
野球に限らず趣味でも仕事でも、ある程度上手にできるようになるまでは全然楽しめないですもんね…。
自分がこの年になって始めた「水泳」なんかもまさしくそうでした…。
一生懸命やり続けて、少しずつ技術が上達し、いろいろなことが分かって来るからこそ「もっとできるようになりたい。」「もっといろんなことを試してみたい。」「もっといろんなことを知りたい」って欲求が湧くんだと思うんですよね。
その結果、どんどん学んで、練習して、上手くなって、楽しくなっていくって感じですもんね。
下手っぴのまんまじゃ「もう、やりたくない!! や~めた!!」ってなっちゃいますよね…。
これは、お子さんたちの「学習」でもまったく同じことが言えると思うんですよね。
分からない・できないからいつまで経っても、学ぶことの面白さ・楽しさを感じることができなって感じだと思うんですよね。
特に私が指導にあたらせていただいている「算数」「数学」なんて、まさにそうだと思うんですよ。
いくら理論的な説明を受けても、実際に自分1人の力で問題が解けないと楽しめないんですよ…。
だから、私自身は勉強が苦手なお子さんを指導するときに最優先しているのは「理論うんぬんよりも、まずは問題を解けるようにしてあげること」なんですね。
問題が解けるようになると、お子さんは「自分にもできた!!」って自信がつくわけです。
そうすると、問題を解くのが楽しくなるし、もっと頑張ってみようかなと思うわけです。
ただ、そのある程度上手にできるようになるまでが、結構苦しかったりするわけです。
そこで、グッと堪えて練習を続けられるから、上達・楽しめるようになるためのポイントになるような気がします。
例えるならば、こぎ始めの自転車のようなものですかねぇ…。
自転車もこぎ始めがいちばん足も疲れるし、バランスと取るのが難しいですよね。
でも、いったん加速がついてしまえば、スイスイ気持ちよく走行を楽しめるようになりますよね。
お子さんたちが少しでも早く「勉強って、本当は面白いんだね!!」って感じえてもらえるように、私も頑張らないといけないと思います。そのために、自分もいろいろと学ばないとね!!
それでは、また!!(*^_^*)