【成績を上げるために、問題を解くことも大事なんだけど、こちらがより大事なんですよ…!!】
おはようございます。(*^_^*)
勉強が「苦手」「嫌い」なお子さんが笑顔になる!!
郡山市富久山町の「心楽塾」、アイシースクール富久山教室_担当の小菅です。
昨日の中学生との授業でのこと。最近、入塾したばかりのTくんとのやり取り。
私:「Tくん。問題を解いたら、ちゃんと細目に解答を付けてみてね。」
Tくん:「いや、後で全部解き終えてからまとめて解答しようかと思ったんですけど…。」
私:「それは、かなり勉強が得意な人の解答の付け方なんだ…。勉強が苦手な人はそれじゃ駄目なんだよ…。」
うちの教室、特に私の授業では、中学生のお子さんは「自分自身で解答を付けてもらうこと」が基本になっています。
そのとき、私が口癖のようにしつこく言い続けていることがあります。それは…。
「解答は細目につけること。」
少なくとも1ページ解いたら解答をしてもらうようにしていますが、勉強が苦手な子には「問題の隣に解答を置いといて、1問解き終わったらすぐに確認して。」と言っています。
なぜ、こんなに解答を細目につけさせるのか?それにはちゃんと理由があります。
まず、まとめて解答をつけると、1問1問の扱いが雑になってしまうからです。
問題自体を解くのは結構楽しい作業ですが、それを1つ1つ解答していくのは意外と面倒な作業です。
しかもそれが、何十問、何十ページにも渡ればなおさらです。
だから、どうしてもまとめて解答をすると、適当につけてしまう人が少なくありません…。
私自身は「問題を解くこと」以上に、「解答の仕方」が成績を大きく左右すると思っています。
「なぜ、自分はこの問題を間違えてしまったのか…?その原因は一体何なのか…?」
これを自分自身で気づき、そこを克服していかなければ成績は上がらないと思うんですね。
だから、丁寧に解答を付けてもらい、間違いが見つかったその場、その場でそれを解決して欲しいという思いがあります。
次に、「間違いの連鎖を防ぐ」ということがあります。
まとめて解答をしてしまうと、「間違えた解き方」「間違えた情報」に気づかぬまま解き続けてしまい、ずっと同じ間違いを繰り替えしてしまうことがあります。
また、その間違いが次の間違いを生むという「悪循環」になる場合もあります。
そして、そのまま解き続けてしまうと、その悪いフォーム・知識がどんどん固まってしまい、後で修正するのも厄介になってしまいます。
だから、できるだけ細かく解答をつけて、悪いフォーム・知識が固まらないように、即座に悪い点は修正することが大事だと思っています。
他にも細々上げれば何点か理由はありますが、主な理由はこれら2つがとても大きいです。
Tくんにこれらの理由を説明すると、「そうか…。そういう理由があるんですね!!」と笑顔で頷いてくれていました。
素直なのはいいよね!! 成績を伸ばすうえで「素直さ」はとっても大きな要素だと思います。(*^_^*)
ぜひ、お家で学習するときも「解答は細目につけること」を意識して行ってみてください。
合わせて「間違いを見つけたら、その場で即、修正すること」も意識して行ってみてくださいね!!
それでは、また!!(*^_^*)
<追伸>
合わせて、Tくんにはこんなアドバイスも…。
「平仮名でしか答えられなかった解答は、必ず『漢字』で書けるように、その場で練習してね!!」