【ゆっくり時間を掛けられる小学生のうちに、しっかりとした「国語の力」を育てませんか?】
おはようございます。(*^_^*)
お子さんに「学ぶ楽しさ」を伝え、お子さんの「学ぶ心」を育てる、
郡山市富久山町の「心楽塾」
アイシースクール富久山教室_担当の小菅です。
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私:「『なぜ?』って聞かれたら、普通、どう答えるかな?」
Tくん:「う~ん、『~だから』とかかな…。」
私:「その通り!!だから、この問いに対する答えは文章の中から『~だから』とか『~から』って書かれていることを探してみるといいよね。」
私:「『たとえ』っていうのは、『まるで~みたい』とか『まるで~のようだ』って言い方で表す。例えば、『Kくんの頭の形はまるでかぼちゃみたいだ。』みたいな感じでね。(笑)」
Kくん:「え~、何で僕がかぼちゃなんですかぁ~。Rちゃんでもいいじゃないですか~。」
私:「『どんなこと』って聞かれているから、答えの最後は『~ということ』みたいな形で書くのがいいよね。」…などなど。
毎回、こんなやり取りをしながら進めている小学生の「国語」の授業。
「国語の答えは、文章の中に必ず書いてある。」
私はいつも口を酸っぱくして言っていますが、
国語の苦手なお子さんは、どこに注意して読んだらいいのか分からないんですよね。
そして、いざ、答えになるであろう箇所を見つけても、
それをどのように答えに書いたらいいのか分からなかったりします。
だから、たた文章を読んで答えさせるだけでなく、
読み取り方のコツや答え方の基本的なフォームを確認しながら、一緒に解き進めるようにしています。
よく、お子さんや保護者さまからこんなお声をお聞きします。
「国語の成績を良くするにはたくさん本を読まないといけないですよね?」
いろいろな考えはあるかと思いますが、「国語の成績を上げる」という観点で言えば、
私自身は「読書」はしないよりはした方がいい程度。
※ むしろ「読書」は、自分の知識や考え、物の見方・捉え方を広げるためにして欲しいと願います。
国語の成績を本当に上げたいと思うのならば、私たちと一緒に読み取り方・答えの書き方をきちんと学ばんでいただくことがいちばんだと思っています。
「正しく読み取れる」ということは相手の気持ちや考えをきちんと理解し、それを踏まえていろいろ考えることができるようになるということ。
「答えをきちんと書ける」ということは相手の立場や思いを踏まえて、自分の考えを正しく伝えることができるようになるということ。
このスキルは大人になっても必要な大切なスキルだと思いませんか…?
ゆっくり時間を掛けて学ぶことができる小学生のうちにこそ、
ぜひ、「国語の学習」に時間を割いていただけたらと願っております。
「しっかりとした国語の力」は、お子さんを支える「一生の財産」になると思いますよ。それでは、また!!