【今まで本当にありがとね…。出会えたこと、一緒にやれたことに心から感謝してます…!!】
おはようございます。(*^_^*)
お子さんに「学ぶ楽しさ」を伝え、お子さんの「学ぶ心」を育てる、
郡山市富久山町の「心楽塾」
アイシースクール富久山教室_小菅です。
「こんばんは~。」
昨日の夕方、高校を卒業し、大学受験を終えたKちゃんが教室にいらしてくれました。
彼女の担当になったのは、彼女が小学4年生のとき。
私がまだ本部教室を担当していた頃からのお付き合いになります。
もともとも物静かで、人見知りなところがある彼女。
担当にさせていただいてから丸2年間、中学校に入るまで、自分から私に話掛けてくるということはほぼなし。一緒にカードゲームをしても、冗談を言ってもほぼ笑うことはなかったと記憶しています。
中学校に入ってからもその様子に大きな変化はなく「私が話掛けて、それに答える」「基本、笑わない」という感じがずっと続いていました。
当時私は何度も「自分が担当していて大丈夫なんだろうか…?」と思ったものでした。
私:「8年間だけだったんだねぇ~。もう、10年間以上、一緒にやってきたように思うようね。」
Kちゃん:「私もそう思います…。本当に長い間、お世話になりました。」
今ではすっかり自分からいろんなことを話掛けてくれるようになった彼女。めちゃくや笑います。
4月からは郡山を離れます。もう、この教室は本当に卒業なんだねぇ~。なんか、とっても寂しくなるなぁ…。
彼女は「小さな努力の積み重ね」を地で実践し続けている、私が尊敬する生徒さんの1人。
彼女との思い出は本当に尽きないのですが、いちばんはやっぱり「高校入試」のときですかね…。
彼女は当時、市内最難関の「安積高校」への入学を希望していました。
ただ、学校のテストや新教研テストの順位からすると、微妙なところ。
むしろ、分が悪い状況が続き、成績的には志望校の変更を視野に入れるのが妥当でした。
しかし、「一本気」で「意思の固い」彼女は決して自分の希望を変えることはありませんでした。
そんな様子を見て、真面目て慎重派のお父さんからは当時、何度もこんな連絡をいただきました。
お父さん:「先生の方から何とか志望校を変更するように話してもらえませんか?」
でも、私にはできませんでした…。
安積高校を受験すると決めてからずっと、普段の授業が終わった後も夜遅くまで教室に残り、1人黙々と問題を解き続けていました。
学校の休みの日は朝早くから教室に入り、トイレにも行かず、間食も取らず、ひたすら問題を解き続けていました。
あの「頑張り」「執念」を見せられてしまったら、とてもじゃないけど「志望校、変えよう…。」とは言えなかった…。
私はお父さんにこうお伝えしたことを今でもはっきり覚えています。
私:「あの様子を見ていたら、私からはお伝えすることはできません。お父さん、腹くくってください。」
あの姿は、本当に凄かった…。
身体も小さく、どちらかというと病気がちで無理がきかなかった彼女。
「こんなにやって、身体、おかしくならないだろうか…。」と当時、何度も心配したものでした…。
でも、そう思いながらどこか「頑張って欲しい。やり切って欲しい。」という思いもありました…。
合格発表の日、彼女が「合格しました!!」と報告に来てくれたときの感激は今でも鮮明に覚えています。
あの感激は、本当に凄かった…。あまりの感激に震えが止まらなかった…。
その夜、「一升瓶」片手に、お父さんに「おめでとうございます!!」とご挨拶にいったことが、本当に思い出に残っています。
高校入学後、大きな交通事故に合ってしまい、一時は学校に通えなくなった時期もありました。
その時期は、高校生最大の楽しみである「修学旅行」にも行くことができなかった彼女。
今、こうして元気な姿で普段通りの生活し、大学に進学できるようになったことを心から嬉しく思います…。
昨日の別れ際、私は彼女にこんなことをお伝えしました。
私:「ぜひ、長期休みでこっちに帰ってきたら、うちでバイトしてよ。(お子さんたちに)いろいろ伝えてほしいから。」
Kちゃん:「いいんですか?ぜひ、お願いします。お金はいらないんで。」
いや、そこは塾長に話をするからガッチリ貰っといた方がいいよ…。年頃の女の子で、お洒落もしたい年頃でしょ…。
また、教室に来てくれる日を心から楽しみにしているからね…。元気でね…。それでは、また!!(*^_^*)