【小学校で実施するテストとは、「実施目的」が全く異なるからなんです。】
おはようございます。(*^_^*)
お子さんの心を育て、学ぶ楽しさを伝える郡山市富久山町の「心楽塾」
アイシースクール富久山教室_小菅です。
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今週、小学生のお子さんは「リテスト」の実施習慣。
はじめてこのブログをお読みになる方は「リテストって何?」って思いますよね?
まず、最初に。
私どもの教室では毎月1回、小学生のお子さんに全国版の「学力テスト」を受験していただいています。
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「なぜ、学校でもテストをしているのに塾でもテストを実施するのか…?」
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それは、「学校のテスト」と「塾のテスト」は性質がまったく違うものだからです。
「学校のテスト」というのは、単元テストや豆テストなどですが、
これらは学校で直近に学んだことの「成果」を確認するためのテストです。
いわゆる「こういう勉強をしたけど、ちゃんと理解できたかな?」を確認するためのテスト。
だから、基本的には「できることが普通。できていないとマズイ」というテストなんですね。
それに対し、うちの教室で実施しているような「学力テスト」はというと、
直近に学習したものだけでなく、今までに学習した内容がすべてテストの出題範囲になります。
また、出題のレベルも易しいものから難しいものまで様々です。
だから、「習ったときは分かっていたのに忘れてしまった…。」とか、
「これはどうやって解けばいいんだろう…?」というものなど、「できない」「わからない」が必ず存在するテストです。
だから、私たちはお子さんには必ずこんなお話をします。
「最初の受験ではできないところがあってもOKなんだよ。このテストはそれを見つけるためのテストだから。
その代わり、先生たちと学習をして、できなかったところ・わからなかったところをできるようにしていこうな!!」
こうやって、「定期的」にテストを受験していただきながら、「弱点部分」の発見・補完を繰り返すことで
お子さんをより伸ばしていくことがこのテストの実施目的にはあります。
この学力テストの受験後、授業を通して私たちと一緒にそれらの弱点分野の学習をし、
その成果を確認するために行う「再テスト」のことを、私たちは「リテスト」と呼んでいます。
はじめてこのテストを受験すると、大抵のお子さんは目玉が飛び出るくらい「悪い結果」になります。
そして、その結果を見たお母さんは「開いた口がふさがらない」といった感じでビックリされます。Σ( ̄□ ̄|||)
でも、こうやってコツコツ丁寧に受験・授業・再テストを継続していきますと、
お子さんによって成長の速度は様々ではあるものの、着実に力をつけていってくれるもんなんですね。
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「小さな努力の積み重ねが大きな差を生む」
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ゆっくり時間を掛けて学べる小学生のうち、低学年のうちにこういう学習をしておくと、
高学年、中学校入学以降に大きな差を生みます。これは間違いなく、言い切れます!!
お子さんの「学力向上」に向け、これからも頑張って取り組んでいきます!! それでは、また!!