
【まずは「自分の感情」はひとまず置いておくこと。これが大事に思います。】
おはようございます。
心を育て、学ぶ楽しさを伝える郡山市富久山町の「心楽塾」
アイシースクール富久山教室_小菅です。
「この解答はウ。なんで、これが解答になるのかを決定づける文章ははどこだと思う?
もしくは逆でもいいよ。なんでこれ以外の選択肢はハズレになるのかを決定づける文章はどこか探してみて。」
昨日の小学生のお子さんとの国語での授業にて。
このお子さんはちょっぴり国語が苦手です…。
特に「選択問題」はどうしても「なんとなく…。」という感覚に頼っている部分があります。
これはこのお子さんに限らず、「国語の苦手な生徒さん」の多くの方に共通の感覚のように思います。
こんなとき、私の対処の仕方はこんな感じです。
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「先に答えを教えてしまって、その答えになる理由を答えてもらう。」
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この順番で教えるメリットには次のような点があります。
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1) 答えの根拠を探すために、文章をしっかり読むようになること。
2) 「○○だから、△△になる。」「○○だから、△△ではない。」と論理的に解答できるようになる。
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私は、国語の問題文を読むときには、次のような感覚が必要なんじゃないかと思っています。
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「この筆者の意見に「納得できる、納得できない」「好き、嫌い」…などの自分の感情はひとまず置いといて、
この文章を通じて筆者が述べていること、伝えたいことは何なのかを読み取ること。」
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つまり「主観的に読む」のではなく、「客観的に読む」ってことだと思うんです。
この文章から、誰が読んでも言えることは何で、言えないことは何かを正しく読むってことだと思います。
こういう読み方を小学生のうちからしっかり身に着けて置くと、
中学校以降に「国語」はもちろん、他教科にも大きな影響を与えると思います。
そのための1つの練習として、先に述べた「答えを先に教えて、理由を答えさえる」のはいい方法だと思っています。
ぜひ、「客観的に読むこと」を意識してくださいね!! それでは、また!!
<追伸>
「国語の苦手で…。」というお子さんとお母さま。ぜひ、お気軽にご相談ください。「無料体験」もOKです。
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