【まずは基本となる「型」を固める。それでも難しいときは「マネする」ところから始めよう!!】
おはようございます。
「勉強は苦手。だけど、できるようになりたい!!」というお子さんを徹底的に応援する。
郡山市富久山町の「心楽塾」
アイシースクール富久山教室_小菅です。
「どうしたら作文の問題、点数取れるようになりますか…?」
先日、中学3年生のお子さんからこんな質問がありました。
中3のお子さんが受験している「新教研テスト」には、
毎月必ず「作文の問題」が出題されます。
配点は5点。これがきちんと満点が取れるとその差は大きい。
書くときの基本ルールは、主に下記のような点。
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1) テーマに沿って「2段落構成」で、「150字以上」書く。
2) 「原稿用紙の使い方」のルールに沿って書く。
3) 漢字などの誤字・脱字が無いように書く。
4) 「話ことば」を使わずに書く。
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「素晴らしい!! 感動した!!」なんて内容は全然求められておらず、
上記のルールに従って書かれているかどうかだけを問う「減点方式」です。
でもこの問題、「楽勝!!」っていうお子さんと、
「何かいていいか、さっぱり分からない…。」というお子さんとに完全に分かれます。
なので、私は苦手なお子さんにはこの方法で教室でも練習してもらいますし、
もし、まだやったことがないという方にはお勧めをする方法です。
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「雛形に沿って書く。」もしくは「きちんと掛けている作文を写してみる。」
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「何を書いていいか分からない人」というのは、
書くための「フォーム」が定まっていない場合が多いんです。
だから、書くことに迷うし、1つ1つの文が無駄に長くなってしまうんですね。
そこで、まずは書くための「フォーム固め」をするために、
私はある程度の「雛形」をお子さんに提示します。
書き出しのフォーム、話を展開していくフォーム、まとめのフォームなど、
ある程度の形をこちらで提示し、それを埋めるような形で埋めていただくようにしています。
それでもまだ難しいお子さんの場合は、
1度こちらでテーマに沿って書いた作文を「丸写し」してもらうという方法を取ります。
この方法でしばらく続けていくと、少しずつではありますが、
最初は苦戦していた方でも徐々に書くことができるようになってきます。
そして、フォームが固まりだしたら、
少しずつアレンジを加えていくのが良い方法ではないかと私は思っています。
いきなりオリジナルは厳しい。だから、まずは「基本の型」を学ぶ。
これは作文に限らず、スポーツや他の教科でも同じではないでしょうか。
焦らず、じっくり、腰を据えて取り組んで行きましょうね!! それでは、また!!