【結論から言えば、お子さん自身が「気づくこと」が成長には必要なんですよ…。】
おはようございます。
アイシースクール富久山教室_小菅です。
それでは、昨日の続きです。
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しかし…。問題なのは、こういう言葉を表に出してしまっているお子さんです。
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「今回の問題、難し過ぎたんだよ…。できなかったのはあたしだけじゃないし…。」
「学校の先生の説明、何言ってんのか全然分かんないんだもん…。」
「だって、あの子、超頭いいもん…。あたしとあの子は違うもん…。」…などなど
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これらの発言の「共通性」、お分かりいただけますよね…。
そうです、すべて「できなかったのは自分のせいではない」ということですよね。
こういうお子さんの場合、「学習の仕方」「学習の内容」とかいう技術的・知識的なことの前に、
「学習に対する心構え」もっと言えば「生き様的な」ところから変えていただく必要があるからです。
表面的なところをいくら取り繕っても、本質的なところを変えなければ駄目なんですよ…。
今まで多くのお子さんと出会ってきましたが、
こういうタイプのお子さんほど、「グダグダ言ってねぇで、やれよ!!」と言うのは逆効果。
言えば言うほど「意地でもやらねぇ…。」「どうせ、あたしなんて…。」ってなってしまうんですよね…。
だから、まずすべきことは、とにかく相手に話をさせること。
お話を聞き、「私はあなたが辛いのは、ちゃんと分かっていますよ。」と示してあげることだと思います。
そして、話をしているお子さん自身で「これじゃ、駄目なんだ…。」って気づかせるのが
いちばんの方法だと私は思っています。
するとですね…、お分かりいただけるかと思うんですが、これはとっても「時間」が掛かることなんです…。
そんな1回、2回…と話したからって、その人の「生き方」「考え方」なんて、急に変わらないですもんね…。
どうしても私たちって、日々時間に追われ、ついつい解決を急いでしまいませんか…。
だから、すぐに「助言」をしてしまたり、「無理矢理」「強制的」にやらせたりしてしまいがちですよね…。
今、学習している「数学」や「英語」の知識は、将来、忘れてしまうかもしれませんが、
学習を通して得た「経験」は、将来もずっと残るはず…。そして、それがお子さんの「支え」になるはず…。
だから、じっくり腰を据えて、お子さんと向き合って、
お子さんの将来のために「本当に必要な成長」をしていただけるように、
共に努力していかなければならない、そんな風に私は思っています。
長々と思いを語ってしまいました…。すいません…。
まぁ、小難しい話は置いておいて、今日も張り切って行きいましょうね!!(*^_^*) それでは、また!!