
【一生懸命考え、悩むことこそ、お子さんの力を伸ばすんですよねぇ…。】
おはようございます。
アイシースクール富久山教室_小菅です。
昨日、中学1年生は「入試対策演習(個人演習)」の授業。
数学は「立体の表面積・体積」、英語は「一般動詞の過去形」の演習。
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「はい、Mちゃん、残念!! 何か足りないですよぉ~。」
「あっ、π(パイ)ですよね…?」
「ほら、Tちゃんも。何か足りないぞ~。」
「あぁ~、π(パイ)かぁ…。」
あれほど、何べんも言ってんじゃん…。「π(パイ)、付け忘れんなよ!!」って。
せっかく計算をして、数値的に答えがあたっていても、
「π(パイ)」がないだけで、バツになっちゃうんだってばよぉ~。
まあ、でも、そういったミスをなくさせるための「反復演習」ですからね。
なんだかんだいっても、よく中1のみんなもよくがんばってくれています。
特に昨日、Sちゃんはほんと最後までよく諦めなかったなぁ…。
「Sちゃん、また、ちょっと違うなぁ~!!」
「えっ?! また、違うんですかぁ~。」
「う~ん、今度は値が小さくなっちゃったよ…。」
「もう、なんでだろ…。どこで間違えてんだろ…?」
小さい頃からコツコツと努力を続け、相当な力をつけてきたSちゃんですが、
どうしても1問だけ、何度解き直しても答えがあわない…。
こういうとき、私もヒントを出したし、教えたい気持ちをグッと堪えます…。
本人さんが必死に考え、必死に悩んでいる…。
こうやって「脳ミソが汗をかく状態」こそ、お子さんの「考える力」を伸ばすと私は思います。
授業時間も後半戦に突入し、
早い子は「英語の演習」に切り替わる中、まだ、問題を考え続けます…。
「先生、できました。」
「どれどれ、解答してみようか。」
私はわざすこし間を空けます…。Sちゃんから「緊張感」が伝わります…。
「シュッ」という音が鳴る…。
「OK!!」
「やったぁ!! やっとできたぁ~!!」
Sちゃんは満面の笑み。いい表情でした。がんばったね!!
これからも、お子さんとともにがんばっていきます。それでは、また!!