
【恋愛と一緒。「両思い」じゃないと実らないのよね…。】
おはようございます。
アイシースクール富久山教室_小菅です。
来週20日(火)に実施される「実力テスト」に向けて、
17日(土)は朝から「教室開放」をさせていただきました。
そのチャンスを活かし、朝早くから教室に来て「過去問演習」に励むお子さんの姿がありました。
今回の「教室開放」をはじめ、「テスト対策」や「講習会」などの学習イベントをさせていただくとき、
私はいつもこんなことを思っています。
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自分がこのチャンスを「プラス」と判断すれば、活用すればいい。
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教室に来た方が、集中力が高まりがんばれるというお子さんもいるでしょう…。
また、周りに誰もいない家の方が落ち着いて学習できるというお子さんもいるでしょう…。
だから、その判断は「自分自身」がすれば良いと私は思っていますし、
その判断を人任せにせず、自分できるお子さんに育っていただかなければいけないと思っています。
こちらが「この学習イベントを上手に活かしてほしい!!」という思いと
お子さんの「よっしゃ!!このチャンス、活かすぞ!!」という思いが「両思い」にならないと、
「良い成果」は得られないと私は思っています。(そう、これは恋愛とまったく同じですね!!)
私はこのように考えるのようになったのは、若かりしときのこの経験からなのです。
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お子さんに勉強させればさせるほど、成績が下がってしまった…。
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体育会系で血気盛んな私は「成績を上げてあげたい!!」「とにかくやらせなければ!!」という思いで、
お預かりしたお子さんに夜遅くまで残らせて補習をしたり、たくさんの課題を解かせたりしていました。
しかし、勉強をさせればさせるほど、成績が下がってしまったのです…。
このとき私は思いました…。
「お子さんの気持ちを理解せずに、自分の一方的な思いだけで指導をしてしまっていたんだ…。」
「お子さんのためと思ってしていたことが、逆にお子さんを苦しめてしまっていたんだ…。」
そして、「お子さんたちに申し訳ないことをした…」と、とても辛く、悲しい気持ちになりました。
私がいくら「お子さんのため」と思って行ったことでも、
お子さんと私の「成績を上げたい」という気持ちが「両想い」になっていないと、
逆にお子さんを苦しめ「悪い結果」を生んでしまうということを学びました。
そのときから私は、こんなことを思うようになりました。
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「技術や知識をお伝えする前に、まずは、お子さんとのコミュニケーションを大切にしよう。」
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そして、少しでもお子さんの“心の声”をきちんと理解できるようになりたいとの思いから、
「カウンセリング」について学び「カウンセラー」の資格を取得しました。
私がお子さんの指導をするときにいつも意識するのは
このときカウンセリングの先生から教えていただいた「イソップ童話:北風と太陽」のお話。
北風のように力任せにビュービュー風を吹かせても、お子さんはかえって動けなくなってしまう。
太陽のように、お子さんが自ら動けるようになるよう、温かく照らし続けてあげることが必要ですよね。
とは言っているものの、根っからの「体育会系」なんで、
「北風」どころか「台風」「嵐」「雷」のようにめちゃくちゃ激しいゲキが飛ぶこともしばしば…。
その度にいつも思います。「あぁ、また、やっちまったなぁ…。」反省…。
私もまた、お子さんとともに「日々成長」でがんばっております。
共にがんばりましょうね!! それでは、また!!
<追伸> 毎週日曜日に掲載しております「書籍紹介」は明日、アップさせていただきますね!!