【Sちゃんが記入している「部活ノート」を見て、
とっても大切な「このこと」を思い出しました。】
おはようございます。
アイシースクール富久山教室_小菅です。
昨日は中2の数・英の予習授業の日。
最初の授業は「数学」で、次の「英語」の授業が始まるまで10分間ほどの休憩があります。
いつも、その休み時間を使って
Sちゃんは「部活ノート」を書いていらっしゃいます。
いや~、このノート。すごいんです!!
「良くもまぁ、こんなに書いているね」という凄い量なんです。
その日の練習のメニューや感じたこと・気づいたことなど書いているそうです。
そして、それを試合の前をはじめ、いろいろな場面で見返しているそうなのです。
「すげ~、やるじゃん!!」これ、なかなか大人でもできないですよね…。
きっと、こういう1つ1つの取り組みが、
部活だけではなく、勉強の成果にもSちゃんはつながっているのだと思いました。
今はパソコンが普及して、「手書き」よりも「タイプ」が主流になりました。
「タイプ」は楽ですよね~。「目」は疲れますけど、「手」は疲れないですもんね~。
しかし、「手書き」をするということは
「タイプ」にはない、とても「大きな効果」が科学的にも証明されています。
それは、「手書き」をすると、脳の働きが活発になり、
人間は多くのことを記憶したり、考えたりする力が向上するんだそうです。
今までごちゃごちゃとしていた情報が、書くことによって1つ1つ整理されていく。
書くことで、新たな気づきに出会っていく…などなど。
実際、私たちが子どもの頃、「漢字」にしても、「英単語」にしても、
覚えるときには、とにかく手を動かして「書いて覚える」ことをしていませんでしたか?
私は不器用だったので、見ただけでは覚えられず、
何十回、何百回と書いて、書いて、書きまくって覚えました。
後は、人前でお話しなければならないスピーチの原稿なども、
私は「タイプ」ではなく、やっぱり「手書き」なんです…。
「タイプ」だとどうしても「手書き」と違って、記憶に残らないんですよね~。
近年の塾生さんを見ると、「単語テスト」を実施するときなど、
「書いて覚えるお子さん」がすご~く少なく、
逆に「見て覚えようとするお子さん」が多くみられると感じます。
今、パソコンや通信機器の発達で、ヒトは「大量の情報記憶」は必要ではなくなりました…。
「忘れてしまったら、そのとき調べればよい」という感じですよね。
とは言え、学校や入試ではまだまだ「テスト」は「記憶力」を試されてるのが現実。
ぜひ、今こそ「手書き」の大きな効果を見直すべきではないかと感じました。
それでは、また明日。