【「範囲累積型テスト」は、
単発で受験しても意味がないと私は考えています。】
おはようございます。
富久山教室_小菅です。
今日は昨日の話題の続きです。
「なぜ、『定期的』に学力テストを受験する必要があるのか…?」について
今日から数日に渡って、この理由に1日1つずつお書きしていこうと思います。
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[理由その1] 1回の受験結果では「たまたまそうだったのかな…?」となってしまうから
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範囲累積型のテストは、今まで学習した広い範囲から問題が作られています。
そのため、1つ1つの単元あたりの出題数は、
「単元テスト」のような「範囲限定型のテスト」より少なくなります。
例えば、計算問題であれば、小数のかけ算が1問、分数のたし算が1問、…など
各単元から1問ずつというような具合で問題が構成されています。
だから、たった1回受験したときの結果を見て、そのテストでできていなかった問題を
「○○が苦手なようですね。」とお話してしまうのは、ちょっとせっかちかなと私は思います。
そのできなかった問題をお子さんと一緒にもう1度解き直しをしてみる。
その問題に類似した問題を、反復練習して、定着をさせる。
そしてまた、テストの受験を2回、3回、…と繰り返し実施し、その結果を追跡していく…。
そうやって、「判断」⇒「確認」⇒「定着」⇒「判断」…を繰り返していくことで、
お子さんの「間違いの傾向」「苦手分野の傾向」が正しく見えてくるので、
お子さんの学力を伸ばすための「適切な指導」ができるようになるのです。
そのような理由があって、私たちは「毎月1回」、学力テストを実施しているのです。
富久山教室では「学力テスト」を「お子さんの学習指導のための1つの教材」なのです。
だから、富久山教室のお子さんたちには
「間違い、苦手を見つけるためのテストだから、できなくたった大丈夫なんだよ。」
「その代わり、その見つけた弱点は、きちんとできるようにしなければいけないよ。」と指導しています。
中学校に入るまでに「単元テスト」しか知らなかったお子さん
小さい頃からずっと「定期的」にこの学習を繰り返してきたお子さん
中学校以降にどんな違いがでると思いますか…?
明日は、2つ目の理由についてお書きします。
おととぐらいから暖かくなってきて、「花粉症」が辛いですね…。
教室の中でも多くのお子さんが「目がかゆい~」「鼻水が止まらない…」と苦しんでいます…。
それでは、また明日!!