【うちの塾長にもよく言われます…。「やることを先延ばしするな!!」】
おはようございます。
富久山教室_小菅です。
昨日、行健中・日和田中は「定期テスト1日目」で、
あと1日、テストが残っています。
中2・Mちゃんが
授業開始時間よりもちょっと早めに教室に来ました。
「おっ、早めに来て、明日の勉強かな…?」と私が思っていたら、
Mちゃんが発したひと言は…。
「あぁ、板垣退助と伊藤博文を間違えてしまった…。」
「おっ、やるじゃん!!それ、いい習慣だぜ!!」
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その日のうちに「その日のテストの見直し」をしている。
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よく「テストは受けた後が大事」といいます。
テストはただ受けるだけでなく、できなかったところを確認し、
次に同じミスをしないよう、きちんとできるようにすることが大事ですよね。
そして、これは早くやれば早くやるほど、効果が高いのです。
「エビングハウスの忘却曲線」ってご存知ですか?
ヒトは覚えたことをどの程度覚えていられるかを実験し、
その結果をグラフ化したものです。
それによると、ヒトは24時間後に、
覚えたことの74%を忘れてしまうというのです。
その結果に従えば、今日、テストで解いた問題も、
何もしなければ、明日にはほとんど忘れてしまうということですね。
ですから、今日のうちに、どんな問題を解いたかを確認し、
その間違いを訂正しておくだけでも、知識の定着が大幅に変わります。
普通、多くの子は「明日のテスト」の勉強に集中してしまって、
「その日受けたテストの見直し」は先延ばしになってしまうと思うのです。
しかし、Mちゃんは、それを先延ばしせず、明日のテスト勉強を始める前に
短時間でありながら、きちんと確認を行っていたのです。
これは、Mちゃんの根底に
「今回のテストでテストは終わりじゃない。これからも先もテストは続く。」
ということが理解できているから取れる行動ではないかと思うのです。
「この積み重ねが、この子の安定した好結果の裏づけなんだなぁ…」と感じました。
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「すべきことを先延ばししない。」
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これ、お子さんだけでなく、大人も大切にしなければならない習慣ですね。
実は、私もこの2週間ほど、中学生の「定期テスト対策」の準備に追われて、
「すべきこと」がたくさん山積みになっています…。やばい、急がなきゃ…!!
今日の郡山は雪も散らついていて、とっても寒いですね…。
でも、今日も熱いハートで、1日がんばっていきましょう。
それでは、また明日。